【ワールドトリガー】アルバイト系ボーダー隊員

45 三輪隊の発音力 ページ6

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「Aだ。少しの間、Ａ級の隊で能力を上げるらしい」



『Aです。えーっと三輪隊さんが最初にお世話になるみたいで...』



太刀川さんの修行(意味不明)をしていると
多分、自分の為に本部からの招集がかかったのであろう三輪隊のみなさんが集まった。




「あぁ。俺は奈良坂 透だ。」

「古寺 章平です。」


米屋さんが俺は..と自己紹介しようとしていたけど
知ってるからスルーした。


「す、すごい。何事も無かったかのようなスルーだ」


古寺さんに感激された。



「で、さっき太刀川さんに教えてもらっt『あーあの超あの★※×△〜』」



真剣にトリプルアクセル練習してたとか言えない。
なんか超適当な発音で誤魔化した。



「そ、そうだぜ！超あの★※×△〜だったよなー」



米屋さんもフォローを入れてくれた。
同じ黒歴史を作ったもの同士の団結力。


てか、この発音できるってすごくない？




「あのー... 超あの★※×△〜って分からないの僕だけですか？」


「章平、俺にも分からない。何なんだ...
超あの★※×△〜って....三輪は俺達より前にいたから知ってるか?」



なんてことだ！！
思ったより、食いついてきたぞ！




自分と米屋さんは三輪さんに
いかにも「言わないで！」というような顔をした。






「あー.....超あの★※×△〜はな...








太刀川さんにでも聞け。とっとと行くぞ！時間の無駄だ...」



そう言って、早足で歩いていった。





米屋さんと自分は三輪さんの名前を叫びながら
感動していた。



「『よかったーーーー』」


感動のあまり、抱き合ったのを
通りすがりの当真さんに写メられていたことをその時は知らなかった。






そして、なんで超あの★※×△〜の発音ができるのかは不明である。

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