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北山の家まで車を走らせ、北山が支度をしている間、前に車を停めて待っていた。しばらくしてから大きめのボストンバッグを持った北山が現れた。…いや、北山が小さいだけか。



「ごめん、お待たせ。」



「ん。じゃあ、行こうか。」



後部座席にバッグを置く北山。聞けば今日だけ俺の家に泊まって、しばらくはやはりホテルに滞在するつもりだという。



「落ち着くまでいて居ていいのに。」



「…嬉しいけど、それだと藤ヶ谷がゆっくり休めないから。」



こんな時まで、他人の心配しなくていいのに。






「まあ、じゃあ、いつでもおいでよ。」



「…ありがとう。」



北山が安心したように笑った。









いつも考え方が大人で、誰よりも行動力がある北山。小柄で幼い顔立ちをしていても、中身が男らしいので、北山を可愛いと思う瞬間はあまり無い。



だけど今目の前にいる北山は、すごく弱っているためか、いつもより小動物感が増している。






儚げで、放っておけない感じ。




( だからやたら可愛いんだよな… )






多分こんな感じなら、家に居座ってもらっても全然苦にならないと思う。






まあでも、早く元気を取り戻して、いつもの堂々とした北山に戻ってほしいけどね。

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西山(プロフ) - tsubakichanさん» 前の作品まで…!ありがとうございます(;_;)いえいえ優しさの滲み出る素敵なコメントです!ありがとうございました! (2018年7月23日 17時) (レス) id: 96d8508f47 (このIDを非表示/違反報告)
西山(プロフ) - tsubakichanさん» 初めまして!コメントありがとうございます!ずっと読んでいただいてるんですね(;_;)ずっと語り手が藤ヶ谷さんだったのは、終盤に北山さんの気持ちをいっきに書きたかったからなんです。私も絶対幸せになってほしいです(;_;)笑 最後まで頑張ります! (2018年7月23日 17時) (レス) id: 96d8508f47 (このIDを非表示/違反報告)
tsubakichan(プロフ) - 元々、先の作品『secret cockteil』から、読ませて頂きまして、こちらにもハマってしまいました。言葉選びがあまり得意じゃなくて…感想とか少ないというか、ほぼしないのですが『secret cockteil』みたいな素敵なお話は大好きです。 (2018年7月23日 13時) (レス) id: 3ef3f18305 (このIDを非表示/違反報告)
tsubakichan(プロフ) - この作品を作られた時から読ませて頂いていました。みっくんの手紙につまった気持ち…とても、胸が締め付けられる思いで、思わず初コメ失礼します。何とか救い出して…絶対2人で幸せになって欲しいです。今後の展開、楽しみにお待ちしています。 (2018年7月23日 13時) (レス) id: 3ef3f18305 (このIDを非表示/違反報告)
西山(プロフ) - かなさん» 初めまして。コメントありがとうございます!ほんとですか?書きたい気持ちはあるのにあんまり上手く書けなくて残念だなぁと思いながらだったので 、そう言っていただいて本当に嬉しいです!最後まで頑張ります!ありがとうございました(*^^*) (2018年7月23日 11時) (レス) id: 96d8508f47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:西山 | 作成日時:2018年6月7日 3時

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