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karte 17 −ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…− ページ18
.
癒し系？
う〜ん…
それとはなんか違う気もするけど…
とにかくみんな
大野さんと関わった人は
いい顔してるんだ。
とか言ってる僕も
ほら…
ふと気づいて
鏡に映ってる自分を見ると
笑ってる。
.
｢二宮さん
いい顔になってきましたね。｣
｢そお？
そんな変わんないと思うけど…｣
｢ふふふ…
最初ここに来た時
まるで地獄に連れて来られたみたいな
顔してましたよ？｣
｢えっ！？…///｣
｢…顔色も
だいぶ良くなってきましたしね。
体が目覚め始めた証拠かな？
ふふ…｣
｢そ、そうですか…//｣
ヤバイ…//
.
っていうか、この人
意外と鋭い？
あの時の僕の気持ちを
見透かされてたみたいで
ドキッとした。
ついでに
曲げ伸ばししてる足に添えられた
手の温もりが
急に生々しく感じられて
僕の心臓は
さらにドキ.ドキし始めた…
何なんだよ…コレ？//
.
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ……///
.
karte 18 −喫水線にて−→←karte 16 −つられる−
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