学校の怪！！ ページ11
「おおっ！ケータ！！」
「お、大ガマっ！」
いきなり自転車をとられ、唖然としていたケータの名を呼んだのは
焦った様子で屋敷から出てきた大ガマだった。
「Aは！？」
「み、御神さんなら、俺の自転車乗っていっちゃったよ？」
「マジかよ…」
「……な、何かあったの？」
大ガマの様子に異変を察知したケータが恐る恐る恐る伺えば、大ガマは険しい顔つきのまままぁな。ちょっくら学校行ってくる。とだけ答える。
それと同時に地を蹴って走り出した。
ケータはハッとしてそれに続く。
「ちょ、待ってよ！！大ガマ！！」
「ケータは来ねぇほうがいいぞ！！」
「俺も行く！！御神さんに何かあったんでしょ！？」
ケータが確信を突けば、大ガマはくしゃりと顔を歪めた。
しばらくしてケータの隣りにぼふんとウィスパーが現れる。
「いやぁ、伝説の妖怪執事であるセバス・チャン先生の話は為になりましたよ！……ってなにごとでうぃすか！？」
「俺もわかんない！！とにかく大ガマについていかなきゃ！！」
「分からないって…あーたね……。むむっ！？」
そこで、ウィスパーも険しい顔つきを見せる。
ケータは走りながらウィスパーに視線を移した。
「何！？どうしたの！？」
「な、なんでウィス。こ、この妖気は」
「え！？何！？妖気！？」
「ケータくん！凄まじい妖気がケータくんの小学校から発せられているでウィス！！まずいですよ！！ケータくんに太刀打ちできる問題じゃありません！！」
ウィスパーの焦りようは異常だった。
そんなウィスパーを見るのが初めてだったケータは少しだけ恐怖にかられる。
しかし、
「御神さんが、学校にいるんだよ」
「御神さん……あの危険ガールですか！？」
「太刀打ち出来ない問題でも、友達を助ける為なら俺は行くよ！！今まで危ない目にも沢山あってきたけど、その分友達を救えた……そうだろ！？」
ケータの言葉にウィスパーはハッとする。
そうだ。普通の小学生だった彼は、自分と出会い様々な友達との出会いを繰り返してきた。
最初こそ頼りなかったその少年は、沢山の経験を積み時に危険と隣り合わせで戦い……。
そうして今現在、目の前にはたくましく目的に向かって走るケータがいる。
「そうでしたね…！行きましょうケータ君！！」
ウィスパー、ケータ、大ガマが向かう先。
それは不気味な夕焼け空に包まれた学校だ。
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ぼん(プロフ) - よもぎたん(´ω｀*/)さん» こんばんわ！ありがとうございます！お名前変えたんですね^^*もしかして前もコメント下さったよもぎたんさんだったのですか！？←違ったらすみませんッカッパー回やっとこ見れました！俺のことディスってんの？でキュン玉持ってかれてしまいましたよ(*´Д`*)ｵﾁﾂｹ (2015年12月2日 2時) (
レス) id: 5b2ccc4cc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - ナッツ@まだ新年じゃないけど頭の中はHappy Newyearさん» こんばんわ^^*ありがとうございますー！そうなんです^^;私自身続くのか！と驚いていまして←妄想小説がここまで続けられるのも皆様のおかげだと思ってます！過去編もよろしくお願いしますm(_ _)m (2015年12月2日 2時) (レス) id: 5b2ccc4cc0 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎたん(´ω｀*/) - 続編おめでとうございますっ！元ノアです！名前変更しました！(^_^)/これからも頑張って下さいね！あ、あと次のへんじの時にカッパーの回見れたか教えて下さい!! (2015年12月1日 19時) (レス) id: 594dce396d (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ@まだ新年じゃないけど頭の中はHappy Newyear - 続編おめでとうございます！このシリーズ長くなりそうですね、part4ができた時コメしそびれました(^^|||それでは過去編頑張ってください!!!(*´∀`)ﾉｼ (2015年12月1日 17時) (レス) id: b77eab5f4a (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - ロキさん» こんにちわ！はじめまして^^*コメントありがとうございます！過去編頑張って更新して参りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m (2015年12月1日 17時) (レス) id: 5b2ccc4cc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼん | 作成日時：2015年11月7日 1時
