【おそ松さん】傷だらけの少女【マフィア松】 (ページ31)

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合図ページ31

気を取り直しまして…

私達は念の為、誰かが気づかれてしまったとき仲間だとバレないように別行動しています。

六つ子には効果ないと思うけど…

常に気を張って歩いている為かどうにも落ちつかない。

普通にパーティーを楽しめる日は来るのでしょうか…

そんな事を思っているとバァン！とものすごい音とともに建物が大きく揺れた

魅羽だな…威力の弱いやつにしてって言ったのに

その後も次々となる爆発音に会場はパニック状態だった。全員が外に出ようと必死。

私は弾をなるべく使わないようにする為に、まず最初にホルターに刺さっているナイフを両手に1本ずつ持った。

そして、出口とは反対方向の関係者以外立ち入り禁止と書かれた扉から出ると見事に篠原の部下もパニックになっていた。

おそ松さんは基本的に拳銃…弾をムダにしたくないからここは私がいくか…

篠原の部下が10人ほどこちらに気づいて向かってくるのに気づくと真っ先に飛び出した。

それと共にカラ松さん、十四松さんが暴れ始める

私は男達の首を刺して回る。ドロっとした血が綺麗なドレスについていくが構っていられない

「魅羽」

通信機に呼びかけるとすぐに応答があった

「何人くらい殺せた？」

『ざっと80人。中々大人数ではかたまって行動してなかったから多めに仕掛けたけど』

「分かった。無事脱出出来そう？」

『いや、無理そう』

そう言った魅羽の後にガガガッとマシンガンのようなもので弾を放つ音が聞こえてくる

「殺れる？」

『うん。作戦通り一松さんと合流出来たら連絡する』

「分かった」

10人ほどはあっという間にﾀﾋ体となって転がっていた。

お「さっすが俺の仲間♪先を急ぐぞ」

仲間…か…

言われた事のない心地いい響きについ顔が綻ぶ

おそ松さん達は気づいていないようだけどそれが嬉しくてﾀﾋ体の前だと言うのに浮足立ってしまう。

お「おーいA、行くぞ」

「あ、はい！」

そう言って後を追った