【おそ松さん】傷だらけの少女【マフィア松】 (ページ29)

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白の清楚系のドレスに身を包んで只今、会場の前にいます

おそ松さん達？なぜか現地集合と言われてまだ来てません。

同じ家にいるのに現地集合とは…

すると耳につけたイヤリングから声が聞こえた

魅『姉ちゃん』

「ああ、魅羽。薬取れた？」

魅『おかげさまで』

このイヤリングは(ピアスは校則で禁止されているので開けてない)通信機になっているこの為にデカパン博士というこの間見た大きなパンツをはいたおじさんが作ったらしい

ただ、これ1人で喋ってると怪しまれる

ﾓﾌﾞ「失礼、もしやお一人ですか？」

肩を叩かれて振り返るとそこには明らかな金持ち臭を漂わせる男がいた。

「あ、いえ人を待ってるんです」

ﾓﾌﾞ「ではそれまで中で待っていませんか？」

「ここで待ちますので大丈夫です」

ﾓﾌﾞ「ですが、あなたの様な美しい人が1人でいては危険です」

「ですから」

肩に手を回してくる男に心底鳥肌がたった

ﾓﾌﾞ「さぁ、中へ」

無理矢理中に入れようと手を引く男に何かがキレた音がした(気がした)

そのまま掴まれた手を捻り、男の手を掴み返すと後ろに向かって男の体を投げた

「失礼、女性に対する礼儀がなっていないようで。香水を使って加齢臭を誤魔化しているようですが趣味が悪すぎて逆に臭くなっていますよ？体臭が気になるのであれば病院にでもいかれましては？それと、声をかける相手を間違っているようなので」

そう言うとAはドレスの裾を少し捲って男にしか見えないように太ももを見せた。

その黒タイツで覆われた太ももにはホルターが巻きつけられていて、左右合わせて8本ほどナイフが装備されていた(銃は腰にある)

男は思わずﾋｯ…と声をあげた。裏社会にいる人間であればすぐにマフィア関連だと分かるからだ

「初対面の女性にいきなりボディータッチをすればいいと思っているようではモテませんね。返って引かれるだけ。それを受け入れるような女はクソビッチかあなたの命狙いだと思いますのでお気お付け下さい。それでは失礼します」

そう言い終わると男が逃げるようにビルに入っていくのを確認した

すると、近くから拍手する音が聞こえてくる

「おそ松さん達、来ていらしたのですね」

お「うん。やるね〜。でも俺はあそこまで言われると心折れるかも」

「おそ松さん達は大丈夫ですよ」

お「そお？それは嬉しいかな」

チ「ほら、無駄話してないで入るよ」