オタク2 ページ25
翌朝
ベッドルームを出て顔を洗いに行こうとすると
キッチンにいるであろうAの声が聞こえた
「ｷｬｯ！ｷｬｯ！」
……なんだ？
少し興奮気味の声に導かれるように
キッチンに向かうと
お鍋のお玉を回しながら、スマホを持つAの姿
画面を見ながらくねくねしている
「もぉ〜ぅ//」
……変なものでも食べたか？
心配になり、後ろからそっと声をかけた
JJ「A？」
すると、面白いほどにビックリして肩をビクつかせたAは
持っていたお玉を放り投げた
「あっ！！ヤダッ！」
弧を描いて飛んでいくお玉
飛び散るスープ
今日は野菜スープで良かった
JJ「っふ(笑)ごめん！急に声かけて」
「う！、ううん！大丈夫！」
慌てて飛び散ったスープを拭き始めるA
キッチンの台の上には、昨日俺が渡したスマホ
ふぅーん
ゲームしてたのか。俺の。
それで興奮してたのか？
・・・本人がいつも傍に居るのに？
そんなに興奮する物なのかと、そのスマホを手にする
「あぁ〜…こんなところにまで」
相変わらずスープを拭いているAを横目に
画面をタップした
JJ「・・・。」
…別に
そんなに興奮する感じではないな
っていうか、それ以上のことを毎日Aにはしているのに……ﾌﾟﾊｯ(笑)
↑
妄想中。
四つん這いになって床を拭いているAに近付く
「あぁ〜もぅ…」
JJ「なんでそんなにビックリしたの？ん？」
「っ！？//」
ボンッ！と音が鳴るくらいに顔を真っ赤にしたA
ゲームよりも本物のが良いだろ？
そんな気持ちを込めて、もっとAに近付く
JJ「ゲームの俺はなんて言ったの？」
「っ///」
JJ「”好きだよ”って？それとも、”Aが欲しい”って？」
「っ！？」
Aは俺の奥さんなのに、何をしてもまだまだ俺にときめくみたいで
こっちがその気にさせようとすると、直ぐに顔を真っ赤にする
本当に分かりやすい、俺の奥さん。
俺に負けず、俺への愛がダダ漏れだ
「ごめんねっ！！今ご飯の用意しちゃうねっ！」
慌てて立ち上がるA
俺も後を追うように立ち上がり後ろからお腹へと両手を回して
耳元で囁いた
JJ「顔赤いよ。熱あるんじゃない？」
「なっ！ないよ？大丈夫！」
JJ「熱測ってみる？」
「大丈夫だよぅ」
JJ「測った方が良いって」
そう言いながら、俺はエプロンのリボンを解く
JJ「熱があるか、確かめてみるね」
そしてキッチンで俺達はスープより熱く愛し合った
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裕(プロフ) - KTさん» いつもありがとうございます(*´ω`*)続きも頑張りますね♪ (2018年12月13日 23時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - お疲れさまでした。 まだまだ 続きが 気になります。 旦那さん なんて いいなあ！ (2018年12月13日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» あ、そっか！だからか！(笑) (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ノーネガティブ！ (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - 40歳すぎたら ２０歳離れてる 女と 結婚しても 犯罪には ならないねｗｗ (2018年12月4日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年2月15日 20時
