金魚2 ページ23
YN「ちょっと待ってよっ！僕はこれから金魚鉢を買わなきゃいけないんだっ！！」
ﾏﾈ「何言ってる。金魚鉢なんかより仕事が大事だ」
CM「ヒョン、仕事ですよ」
YN「なっ！？ヤダヤダヤダッ！！金魚鉢が買いたいんだっ！」
ﾏﾈ「ダメだ」
CM「飛行機乗せちゃおう、マネージャー」
ﾏﾈ「そうだな」
YN「えーーーっ！待ってよーっ！」
無理やり飛行機に乗せられた僕は、数日海外での仕事をこなし
やっとの事で家に帰ると、家の中は氷の国のように冷たくて
出しっ放しにしていたペットボトルの水は凍っていて
窓の枠には霜が張っていた
YN「なんだよこれ…」
氷を踏むような足音をさせながら進んでいくと
テーブルの上には、小さな金魚鉢
YN「っ！？」
直ぐさま急いで金魚鉢を手に取ると
YN「嘘だろ…A…Aっ！」
中の水は固く凍り、その中には真っ赤な金魚のAが同じく凍っていた
YN「A……ｯﾌﾌ……ｯﾌﾌ…」
可愛がっていたのに
僕に懐いていたのに
とても大切に育てていたのに
これからも一緒だと思っていたのに…
悲しくて、寂しくて
止めどなく流れる涙を拭くともしないで
僕は冷たい金魚鉢を抱きしめた
YN「Aっ！……A……ﾌﾌｯ……ｯ」
お前を失って
僕はこれからどうやってこの部屋で暮らしていけば良いんだよ
どうやって生きていったら良いんだ……
とても可愛くて大好きだったのに
大好きだったのに……
どうして……どうしてこんなことに…
悲しくて悲しくて、声を上げて泣いた
あぁ…
どうしてあの時僕は仕事に行ってしまったんだろう
Aも一緒に連れていけば良かったのに
ジッパー付の袋に入れて…
そしたらこんなことには……
YN「あぁーっ！！(泣)」
泣いても泣いても悲しくて…
だから僕はもっと大きな声で泣いて
あぁーっ！！
あぁーっ！！
・・・
…ーっ
…あぁーっ
YN「あー……」
気付くと、そこはベッドの上で
自分の声で起きた僕は、沢山の涙を流していた
YN「ふぇ？…ｼｸｼｸ」
とても悲しくて、僕は直ぐにチャンミンに電話をかけた
CM『…もしもし？』
YN「金魚が！金魚のAが凍っちゃったよ〜(泣)」
CM『……。
今すぐAに帰るように電話しますから』
ﾌﾞﾁｯ!
YN「っえ？Aに電話？」
だってAは金魚だよ？
しかも凍っちゃって。
電話には出られな…ん？あれ？
頭がパニックになった僕は、そのまま二度寝した
つづく。。。
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裕(プロフ) - KTさん» いつもありがとうございます(*´ω`*)続きも頑張りますね♪ (2018年12月13日 23時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - お疲れさまでした。 まだまだ 続きが 気になります。 旦那さん なんて いいなあ！ (2018年12月13日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» あ、そっか！だからか！(笑) (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ノーネガティブ！ (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - 40歳すぎたら ２０歳離れてる 女と 結婚しても 犯罪には ならないねｗｗ (2018年12月4日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年2月15日 20時
