金魚1【YN】 ページ22
ある日
朝起きてリビングに行くと、テーブルにガラスの金魚鉢が置いてあって
中には石や水草と一緒に
真っ赤な金魚が1匹
レースのスカートのような尾ヒレをなびかせて
優雅に泳いでいた
日の光に照らされた金魚鉢はキラキラと耀いて
思わず僕は、この両手の平に収まるほどの金魚鉢を
日の光にすかすように持ち上げた
YN「キレイ…」
その振動で揺れる水の中で
真っ赤な金魚が僕に顔を向けた
YN「…。」
こんな言い方をしたらおかしいけれど
暫く見つめ合うように動かない僕と金魚
YN「金魚〜？」
「。。。」
呼びかけてみても、当然魚はリアクションしないだろうと思っていた
けれど
けっして広くない金魚鉢の中を、尾ヒレをなびかせながらこちらへと寄ってくると
ガラスの金魚鉢に口先があたったところで
再び止まった
それが何だか、とても可愛らしくて
YN「っふ(笑)可愛いな、お前」
そう言って笑った僕に
まるで見せつけるように、今度は金魚鉢の中を優雅に泳ぎはじめた
可愛いな、この金魚
でも、『金魚』って呼ぶのも可哀想だし
名前を付けなくちゃ
そして僕は、その可愛らしい金魚に
”A”という名前を付けた
YN「A〜？ご飯だよ〜」
「。。。」
餌もきちんと与え、綺麗な水の交換もしたり
金魚との生活はとても楽しくて
毎日家に帰るのが楽しみになった
そんな暮らしが数ヶ月続き、小さな金魚鉢が狭くなるほど
Aはすくすくと大きくなった
YN「そろそろ金魚鉢大きくしないとな、A〜？」
「。。。」
よし！
明日は新しい金魚鉢を買いに行こう
そう計画し眠りにつくいた僕
翌日目が覚めると、直ぐに着替えをして出かける準備をしていた
YN「大きな金魚鉢、買ってくるからね」
「。。。」
喜んでいるのかな？
僕の言葉に、綺麗な尾ヒレがふわふわと揺れる
YN「さてっ！」
ソファから立ち上がると、家のドアが急に開き
ﾏﾈ「ユノ！これから海外だ」
YN「えっ！？」
CM「ヒョン！早く行きますよ」
YN「えっ！？」
マネージャーとチャンミンに両腕をとられ
僕はそのまま連行されるように部屋から連れ出された
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裕(プロフ) - KTさん» いつもありがとうございます(*´ω`*)続きも頑張りますね♪ (2018年12月13日 23時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - お疲れさまでした。 まだまだ 続きが 気になります。 旦那さん なんて いいなあ！ (2018年12月13日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» あ、そっか！だからか！(笑) (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ノーネガティブ！ (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - 40歳すぎたら ２０歳離れてる 女と 結婚しても 犯罪には ならないねｗｗ (2018年12月4日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年2月15日 20時
