最強妹8 ページ15
打ち上げもお開きになり、俺達はホテルに戻った
部屋に入るなり、ちいちゃんは直ぐに俺にシャワーを薦めた
妹「お兄さんは疲れてるだろうから先にシャワーどうぞ？」
ニコニコしながら話すちいちゃんに
断ることも出来なくて
JJ「あぁ、うん。じゃあ…シャワーしてくる」
妹「うん♪」
たくみ鮨からホテルまで、いつもより口数が少ないA
元カレに再会したことが、余程Aには衝撃なようで
ずっと眉が下がったまま
怯えているワンコのようだ
JJ「Aっ？」
「っ！？」
JJ「着替えお願い」
「う、うんっ！」
店での俺の言葉にも怯えているのか
目が合っても、話しかけても
ビクッと肩を震わせていた
ゆっくりとシャワーを浴び、A達の元へ戻ると
ちいちゃんは、今度はAにシャワーを薦めた
妹「あ、お兄さん出たのね。じゃあ次お姉ちゃんね〜」
「あ、うん。行ってくるね」
俺をチラッと見てから横を通り過ぎようとしたAに声をかけようとした
JJ「A…」
すると
妹「お兄さん！お部屋にシャンパンがあったから飲んでも良い〜？」
JJ「あ、うん。良いよ」
妹「やったぁ♪じゃあお兄さんもちょっと付き合って〜？」
JJ「え？あぁ・・うん、良いよ」
そんな会話をちいちゃんとしていると
Aはそそくさとバスルームへ行ってしまった
『今日はありがとう』
そう一言言おうとしたけど…言えなかった
周りにバレないようにコンサートに来てくれたこと
打ち上げでさり気なく気を遣ってくれたこと
大っぴらに俺の妻として振る舞うことをせず
ひたすら裏方で、それでも今までその事に関して何も言わずに俺を支えてくれてきたこと
今回のちいちゃんの件で、俺も改めて色々考えることが出来た
妹「はい、お兄さんの〜」
JJ「ありがと、ちいちゃん」
テーブルに置かれたシャンパン
綺麗なゴールドの輝きを見せる
「「カンパイ」」
グラスを合わせてカンパイすると
俺達はそれぞれ喉を潤す
JJ「美味しい〜」
妹「・・・ねぇ？お兄さん」
JJ「ん？」
妹「お姉ちゃんの元カレに会って、どうだった？」
急にちいちゃんは真剣な顔で、俺にそう聞いた
JJ「やっぱり。ちいちゃんが前に言ってた魚屋のイケメンだろ？斎藤さんは」
妹「お兄さんなら直ぐ気付くと思って」
JJ「直ぐ気付いた(笑)」
妹「ふふっ(笑)
分かりやすかったもんね。お兄さんのヤキモチ」
JJ「っは(笑)」
俺達は顔を見合わせて笑った
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裕(プロフ) - KTさん» いつもありがとうございます(*´ω`*)続きも頑張りますね♪ (2018年12月13日 23時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - お疲れさまでした。 まだまだ 続きが 気になります。 旦那さん なんて いいなあ！ (2018年12月13日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» あ、そっか！だからか！(笑) (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ノーネガティブ！ (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - 40歳すぎたら ２０歳離れてる 女と 結婚しても 犯罪には ならないねｗｗ (2018年12月4日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年2月15日 20時
