祝い事５ ページ5
その後も皆で木兎さんにアメとムチを繰り返した
部活前の時間の木兎さんはすっかり疲れた様子
まぁ肉体攻撃より精神攻撃の方が多かったからね(主に赤葦の)
赤「木兎さん､先に行ってますんで三分後ぴったりに体育館に入ってきてください」
兎「赤葦今日の指令が細かい」
赤葦もいなくなり､帰り支度も終えたクラスの中はもう私と木兎さんしか残されていない
「それじゃ､行きますか」
兎「三分は？」
「体育館の前で待てばいいんじゃないですか？」
兎「天才!!」
何でもない会話をしながらゆっくり体育館へ向かう
天気は雨だけど(てか台風だけど)､気持ちは暗くならない
体育館前で二人ならんで雨を見つめる
「一足先に､ですけど……木兎さん､誕生日､おめでとうございます」
兎「!!おう!!やっぱ言ってもらえんのはうれしーなぁ」
一瞬で私の大好きな笑顔になる木兎さん
………言うつもりは､無かったんだけど
なんとなく心が､気持ちが抑えきれなくなって
愛しい人の手を握った
「大好きな木兎さんが､産まれてきてよかったよ」
兎「………!!」
流されるか､理解されないと思っていた言葉は､不覚にも彼には解釈できたようで
小さな沈黙に､顔に熱が集まるのがわかった
い､言ってしまった……!!
ラッキーアイテム
革ベルト
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影山悠(プロフ) - ひいなさん» ありがとうございます!!ツッキーも好きだから全力を期して頑張ります(｀・ω・)ｷﾘｯ (2016年9月21日 6時) (携帯から) (
レス) id: c5d2c4d943 (このIDを非表示/違反報告)
ひいな(プロフ) - 木兎さんすごい可愛いかったですｗｗ赤葦くんも最高でしたｗｗなかなかシビア…ｗ木兎さん私も大好きです！今日は幸せな1日でした(*´∀｀*) 次は27日のツッキーですね！これからも頑張って下さい！ (2016年9月20日 23時) (レス) id: 843aac588f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影山悠 | 作成日時：2016年9月20日 12時
