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3話 おっとり女子って可愛いな ページ5

隣からふんわりとした声が聞こえ、顔を上げる。


?「大丈夫?木兎うるさいよね〜」


『あ、はい…大丈夫、です』


雪「私、白福雪絵〜。宜しくネー」


目の前でにこにこと笑うこの子…白福さんは、すごく可愛くて、肌が白くて。


私なんかとは、大違い…美人…東京、怖い……


『よ、宜しくお願いします』


雪「うん、よろしく〜」


随分とおっとりとした感じの女の子だ。


見ているだけでほわほわした、優しい気持ちになる。


雪「ねーねー、木兎と仲いいのー?」


そんな彼女がふっかけてきた質問に、内心どきりとした。


『…仲は……良かったと、思います』


記憶を手繰り寄せ、そう言った。


雪「過去形ー?あと、敬語使わなくてい〜よ」


『あ…うん、ありがとう…?』


雪「あとさ、Aちゃんって、すごい綺麗な顔してるよね〜!目もなんか、キラキラって感じ〜」


『え!?え、そんなこと…白福さんの方が可愛いですよ、』


雪「もー!敬語外してー!!あと、雪絵でいいよ〜」


『え、え、えっと………雪絵ちゃん?』


雪「そ〜、雪絵ちゃん」


初対面の人と話す+顔を褒められたことに、心臓のドキドキが鳴り止まない。


それに、雪絵ちゃんは美人だから…こんな可愛い子が私みたいな陰キャに話しかけてくれて、嬉しい…


私がぽわぽわしていた、その瞬間。


?「A!!!!!!」


『っぅ!?』

4話 それはズルい→←2話 再会



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ななサマ - これは神作!キュンキュンしちゃいました!木兎さん推しとしてはこの設定は神。大好きです!! (2022年6月7日 22時) (レス) @page38 id: 3d9458003a (このIDを非表示/違反報告)
みづお - わー!ありがとうございますっ、頑張って更新します!! (2022年4月7日 15時) (レス) id: 4414ac7bc9 (このIDを非表示/違反報告)
aya - メッチャ面白かったです(*´ω`*)更新楽しみにしてますねっ!! (2022年4月6日 23時) (レス) @page29 id: 563d44d02c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みづお | 作成日時:2022年4月4日 12時

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