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SGside ページ47

看「ご飯お持ちしましたー。食べられそうですか?」









結構な音を立てて看護師さんが入ってきたのにジンヒョンは起きない。










「もらいます。」












とりあえず看護師さんからご飯を受け取ってテーブルに置く。












酸素マスクしてたら食べられないから鼻から空気出るやつに変えて行ってくれた。












ここまでされても眠り続けているヒョンはすごいな。










それだけ体力が削られてたってことか。











気持ち良さそうに寝ているヒョンを起こすのは気が引けるけど…しょうがない。













「ヒョン?ご飯来ましたよ」











肩を叩きながら起こす。











JN「…ん……?」











何度か声かけたらやっと起きてくれた。












瞬きを繰り返して状況を確認してるみたいだ。













相当疲れてるんだな。













あれだけ息が苦しかったら疲れるよな…。












JN「食欲ない……」












なんとか記憶繋がったらしくご飯に目を落とす。











「食べれるだけで良いんで食べてください」










ヒョンに箸を握らす。










いつもとは比べ物にならないくらいの少ない1口を口に運ぶヒョン。












1口食べては休んでを繰り返す。













僕もコンビニで買ってきたご飯をとなりで食べる。












一緒に食べた方が量を食べられるってどこかで聞いたことがあるし。












JN「ごちそうさま…」












残念ながら今のヒョンには効果がなかったみたい。











「もう少し食べた方が…」












JN「これがちょうどいい…」











食べれるだけで良いって言ったけどほぼ食べてないんじゃないかって量。











そう言って箸を置いて目を閉じちゃった。










まぁ確かに高熱で寝込んでるときにこの量のご飯を見るのもきついかもな…。

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作者名:結良 | 作成日時:2022年12月4日 14時

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