検索窓
今日:1 hit、昨日:39 hit、合計:49,851 hit

JNside ページ38

もうそろそろ楽屋に戻りたいんだけど今動くとまたさっきとは違う吐き気がきそうで下手に動けないな。










頭に血を戻そうとできるだけ下を向いているけどあまり意味はないみたい。











でも呼吸はこの体勢が一番楽かも…。












ジョングクの声だ。












探しに来たのかな…。













それにしても全然息整わない。












そんなに体力ない方じゃないのに。












ずっと苦しい…。











いつまで続くんだろう。













でもさすがにもう戻らないと。













みんなも疲れてるだろうし。












「いけるかも……」











心配でゆっくり立ち上がってみる。












やっぱりクラクラする。











手すりにつかまって歩く。












周りの目もあるからできるだけ手すりには頼りたくないんだけど…。











2人が両脇から支えてくれる。










周りの目が気になるけどもうそんなことを言っている場合じゃない。












早く楽屋…。











歩き始めた頃より頭が重たい。












もう息も上がってきたし。











楽屋のドアが開くとみんなが寄ってきて、子上がりまで手を引かれる。











もう頭を上げているのが耐えられなくて言われるがまま横になる。











はー、やっと横になれた。











誰かが布団みたいなのもかけてくれた。











これで温かくなりそう。











まだ頭の血管は脈打ってるけどさっきよりはまし。










なんだけど歩いてきただけあって息が苦しい。












目を閉じるとぐわーんって目が回ってるみたい。












目開けててもダメだ…。











今までの疲れと寝不足で眠たくなってきた。












でもなんか気持ち悪いかも…。












深呼吸をしてやり過ごそうとするけどこの吐き気が現実と僕を引き離してくれなくて眠れない。











咳をすると急に吐き気が誘発されてえずきそうになる。











眠たいからなのか体が思ったように動かなくて口に手を当てて出てこないようにするしか吐き気に抵抗できない。








助けを呼ぶにも声を出したら違うものも一緒に出そう…。










もう我慢できないなくてどうしようかと思ってたら口から優しく手をはがしてくれてタオルを当ててくれた。

JNside→←JNside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
181人がお気に入り
設定タグ:BTS , 体調不良 , ジンくん
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:結良 | 作成日時:2022年12月4日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。