JNside ページ39
さっきも吐いてるから吐くものはないみたい。
それでも一回吐いたらなんとなく楽になった。
もう疲れちゃったな…。
眠たくてもう目開けてられない。
帰る時誰か起こしてくれるよね。
ヒョンのことだけ置いてったりしないよね？
・・・
SG「………ぶ？！…ニヒョン！？」
ん？
体を揺すられたと思って目を開けたらユンギ？
もう帰るの？
なんだろう…？
「ゴホゴホゴホッ…ゲホゲホ……ヒュー…はぁ…ヒュー…ゴホッ…」
また咳だ…。
横になってたら苦しい。
そういえばさっきトイレに寄りかかって座ってたら息しやすかったよな。
まだ寝ていたいけどどこかに寄りかかりたくて体を起こす。
座ったら頭痛い…。
寄りかかれそうな場所を探してたらちょうどホソクが近くにいた。
ホソク…。
目の前に座るホソクにちょっと寄りかからせてもらおう。
「くるしぃ……ぜー…たすけて…げほげほ……ぜー……」
背中もさすってくれてやっぱり楽…。
あったかいな…。
・・・
寝てたら着替えって…。
あー…、これ衣装だ。
シャツのボタンを外そうとするんだけど手に力が入らない…。
こんな僕を見かねたジョングクが手伝ってくれる。
弟に着替えさせてもらうなんて情けない…。
でもされるがままというか動けないというか…。
服が冷たくて身震いする。
また寄りかからせてくれて休憩。
疲れた…。
着替えたただけなのに。
それからはあれよあれよと気づいたらナムジュンの背中の上にいた。
良くわかんないけど病院？行くのかな。
なんだかんだ心地よい歩くリズムに眠たくなってくる。
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作者名：結良 | 作成日時：2022年12月4日 14時
