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SGside ページ25

JN「げほげほげほげほ……ゴホゴホ…ゴホゴホゴホゴホゴホ……ゴホ……ゴホゴホっ」








ん?









目が覚めて一瞬どこにいるのかわからなくてフリーズする。









咳込む音が聞こえてきて現実に戻された。









すごい咳…。









「ヒョン大丈夫?」










少し体を起こして隣で寝ているヒョンの背中をさする。









さすってはみるもののなかなか良くならない。









「一回起きましょう」











起こして背中をさすってるけどかなり咳込んでる。









少し飲み物を口に含んだら潤ったのかさっきに比べたら治まってきた.











少しするとヒョンが僕の胸にもたれるように倒れこんできた。










「大丈夫ですか?」










ヒョンは頷いているけど息はきつそうだし、身体をさっきより熱くなってる。










落ち着くまでこうしてようと思ってヒョンが楽な体制でいれるようにホールドする。










少し経つと呼吸は落ち着いてきたんだけどヒョンからゼーゼー音が聞こえていることに気づいて不安になる。











咳込んだ後だからか?











気になるけど起こすわけにいかないから朝になったら聞いてみよう。










眠ったようだからゆっくり布団に下ろす。










布団も直して静かに自分の布団に戻る。








・・・







JN「ごほごほごほっ……げほげほげほげほ……ごほごほっ」









咳の音で意識が浮上した。









隣を見ると目は覚めていないみたい。









胸の辺りをさすってやる。









胸に手を当てると息を吐くタイミングでやっぱりゼーゼーいってるのがわかる。









咳は止まったけどいつもより早く動く胸をさすっていたらジンヒョンと目が合った。








「起きてたんですか?」









JN「さっき起きた…。ごほごほ…」










一応寝れてはいるようだけど寝た気はしないだろうな。









咳の度に目が覚めていそうだし。








部屋の中は薄明るくなってきたけどまだ4時間くらいは寝れるかな。










JN「ユンギが起きる時間に起こして…」











「ギリギリまで寝てていいですよ」









JN「いや…解熱剤飲む」









「あ〜、わかりました」









JN「…ユンギも…寝てね…」








無意識だったけどずっとヒョンをさすっていたらしい。








うとうとし始めたヒョンに言われて初めて気づいた。

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作者名:結良 | 作成日時:2022年12月4日 14時

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