姫君の祈り ページ31
貴「痛った…まじ何回僕を壁にぶつければ気が済むのやら…。」
ツ「…!!!???A…お前…背中……。」
僕の背中はいろんなところにぶつけたせいか皮がむけたらしく、服に血がシミつ
いていた。
たしかにさっきっから痛みが引かない訳だ…。
貴「大丈夫だ。それより…クローム……まだか…。」
ク「A!!!」
裏口に当たるところからクロームが顔をのぞかせる。
しかしそれと同時に祐樹も反応したらしい。
貴「クローム、気をつけろ!!」
そういうとクロームは幻術なのかそうじゃないのか分からないけど
よけながら僕の所に近づいてきた。
僕も少しづつだが近づいてゆき、ネックレスをもらおうとした。
ク「ッ…!!」
貴「クローム、ネックレスを投げろ!!!」
そういって指示するものの、届いてないのか、あえてやらないのか、
クロームは中々投げてくれない。
急いでくれ……!!!!
貴「いいから投げろっ!!!!!」
そう叫んだらやっと投げてくれた。
僕はネックレスを握り締める。
両手でしっかりと握り締め、全神経を集中させる。
目を静かに閉じる。
そして声に出して祈りを伝えた。
貴「『ボンゴレ、姫君の主よ。我が命と引き換えに、我の願いをかなえよ。』」
次…僕が祐樹を助ける事を言ったら…
僕は………。
でも、いいんだ。
僕はもともと…必要じゃなかったんだ…。
それを…いまここで役に立てるなら…
僕は覚悟を決めた。
貴「祐樹を……助けて…ください。」
その言葉と同時に僕は涙を流した。
ツナとリボーンが言う直前に止めに入った気がしたけど…
すでに僕の聴覚は使い物にならなくなっていた。
僕の少し自慢だった嗅覚も。
さっきまで鉄のさび臭かった工場も、今はなにも感じない。
なんだ…こんな……なんだ…。
特に死にそうじゃないじゃないか…。
姫君なんて…結局こんなもんだ。
その時、僕の頭にいろんな人の声がこだまする。
『A…!!!!』
あぁ…ツナの声だ。
僕はなんだか疲れてきて膝を付く。
そのままバランスを崩し僕は地面に身体を倒した。
あぁ…身体が重い…。
それに…なんだか無性に眠い気がする…。
寝不足だったからかな…。
それとも…死の前兆…？
まぁいいや。
僕はあの日から…長く行き過ぎたんだ。
このまま死んだって……
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カス鮫(プロフ) - (リア友です)完結おめーｗｗあ、そうそうマジピンチの二行目で「いくらなんでも〜」が「いくらんでも〜」になってるよｗｗｗｗ (2012年1月29日 13時) (
レス) id: 5ba893d3b7 (このIDを非表示/違反報告)
悠羽那(プロフ) - ぁ、ありがとうございます!!!
新しいのも見に行きますね!
…時間があればうちのも見に来てください＞＜ (2012年1月24日 23時) (携帯から) (レス) id: 26b4ec9125 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - サイコーでした！はい！ひばりん！かわいいよ！僕とけっｋ（（殴 (2012年1月24日 20時) (レス) id: a85c09c950 (このIDを非表示/違反報告)
シェルロッタ(プロフ) - ななななんですとぉぉ!!!!こんな馬鹿とお友達になっていただけるんですか!?むしろお願いします!!←＞悠羽那さん (2012年1月24日 6時) (レス) id: 5f4cd797df (このIDを非表示/違反報告)
悠羽那(プロフ) - 初めまして＞＜悠羽那といいます!話続き気になります!小説の書き方とか尊敬します(*^^*)ぁ…友希いいですか…(´・ω・`)? (2012年1月23日 21時) (携帯から) (レス) id: 26b4ec9125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シェルロッタ | 作者ホームページ：http://d.hatena.ne.jp/bookaroibolove/
作成日時：2012年1月15日 20時
