狂乱 ページ19
ﾊﾞﾀﾝっ!!!
僕はやや強引に扉をあける。
そこの姿に僕は息をのんだ。
多少ではあるが、全員がけがをしていて立ち上がれないようだった。
そして多少血が飛んでいる。
でも、正確に急所を怪我している。
その奥には……
貴「…祐樹、か？」
そこには、変わり果てている祐樹の姿があった。
それは、半獣の意思に完全に乗っ取られている祐樹の姿。
誰もが怯えながら、そして口をそろえて言い恐れた…
―――『半獣』―――
壁も床も剥がれている。
貴「祐樹…壁と床、どうしてくれるんだ？」
僕は知っていた。
狂乱してしまった祐樹はいままでどおり話した方がいいと。
半獣になった祐樹はこちらを向く。
それはまさしくおぞましい姿だった。
両腕と顔の右半分…そして身体の所々が獣化していて、ほとんど原形をとどめて
いない。
貴「祐樹。」
どんなに名前を呼んだって、「ｸﾞﾙﾙﾙ…」と声を漏らすだけで、
普通の言葉が帰ってくることはなかった。
すると、物凄いスピードで近づいてきて、攻撃をしてきた。
貴「ッ!!!??」
なんとか対応出来たが、まさか攻撃までくるなんてな…。
これじゃ…きっと精神までのっとられてるな…。
貴「祐樹…!!戻って来い…。」
しかしそれだけじゃ戻らない。
僕は一向に避け続ける。
攻撃なんて…出来るわけない……。
その時、不意に祐樹が高く飛び上がった。
何かと思えば…
貴「…恭弥…、何して…。」
雲「祐樹、なんでしょ。前から戦ってみたいと思ってたんだ。いまでいいから僕
と戦おうよ。」
獣化した祐樹の爪と恭弥のトンファーがぶつかり合う。
しかし、祐樹の動きは早い。
不意に恭弥は腹を蹴られた。
それから順序良く恭弥が傷つけられていく。
そこへ僕も参戦する。
振りかざされた腕を鎖で両腕縛る。
祐樹はそのまま後ろに下がったかと思うと、外へ出て行った。
ツ「ま、まずい……」
貴「安心して、半径600mに結界を作ってあるから。外には出れない。」
そういって手当てを始める。
そうして重く、話始める。
貴「祐樹は今まで、狂乱を起こさずに生きてきた。何か強い刺激があったはずだ
…正直に言ってくれ。僕が帰ってくるまでの間、なにがあったんだ…？」
そういうと、全員、素直に話始めた。
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革ベルト
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カス鮫(プロフ) - (リア友です)完結おめーｗｗあ、そうそうマジピンチの二行目で「いくらなんでも〜」が「いくらんでも〜」になってるよｗｗｗｗ (2012年1月29日 13時) (
レス) id: 5ba893d3b7 (このIDを非表示/違反報告)
悠羽那(プロフ) - ぁ、ありがとうございます!!!
新しいのも見に行きますね!
…時間があればうちのも見に来てください＞＜ (2012年1月24日 23時) (携帯から) (レス) id: 26b4ec9125 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - サイコーでした！はい！ひばりん！かわいいよ！僕とけっｋ（（殴 (2012年1月24日 20時) (レス) id: a85c09c950 (このIDを非表示/違反報告)
シェルロッタ(プロフ) - ななななんですとぉぉ!!!!こんな馬鹿とお友達になっていただけるんですか!?むしろお願いします!!←＞悠羽那さん (2012年1月24日 6時) (レス) id: 5f4cd797df (このIDを非表示/違反報告)
悠羽那(プロフ) - 初めまして＞＜悠羽那といいます!話続き気になります!小説の書き方とか尊敬します(*^^*)ぁ…友希いいですか…(´・ω・`)? (2012年1月23日 21時) (携帯から) (レス) id: 26b4ec9125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シェルロッタ | 作者ホームページ：http://d.hatena.ne.jp/bookaroibolove/
作成日時：2012年1月15日 20時
