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八乙女さんと連絡先を交換した日の夜、私は浴槽に浸かりながら今日のとんでもない出来事について思い返していた。
八乙女さんと連絡先を交換したことが大したことのないように思えるほど衝撃の出来事を。
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事の発端は山田くん、思えば全部彼のせいだ。
涼介「そういえば昨日、先輩めずらしく定時上がりでしたね。やっぱり具合良くなかったんですか？」
『あ、ううん。昨日はねちょっと"約束"してたから』
涼介「へぇ…………八乙女さんと？」
『え？』
勘の鋭い山田くんの一言に突然胸がザワついた。
山田くんの刺さるような視線は少し怖かった。その通りなのに、『そうだよ』って言葉が出てこない
涼介「図星かよ」
『う、なんか今日の山田くんいつもに増してＳっ気が……！』
なんて誤魔化してみせようとしたのに、
涼介「ちなみに今日何度も遠い方の自販機行ってたのも八乙女さんに会うためですか？」
山田くんはその冷たいどこか怒っているような視線のまま核心に迫ってくる。
『な、山田くんには関係ない』
涼介「…………あるもん。俺だって関係ある。」
そう言った山田くんはさっきまでの怖い顔とは一転して、低い声と、拗ねたような表情で私を見つめていた。
涼介「俺が残業してる中先輩は男とデートしてたんでしょ？超ムカつく」
『え、いやデートはしてなくて。ただ定時で家に帰る約束を、、』
涼介「……俺だって」
山田くんはやっぱり拗ねた顔のまま口を尖らせて反抗するような口調で
涼介「俺だって先輩とデートしたい」
私の心の中を引っ掻き回すような突拍子もないことを言う。
『だから、別にデートしてないってば』
涼介「あっそ…そんなことはどうでも良くないけどまあいいや、デート！してください。」
『えぇ、デートって…』
涼介「嫌なの？俺とデートすんの」
『け、敬語をつかいなさい、敬語を』
涼介「今それ関係あります？逃げないでよ。明日の夜デート。絶対に決まりですから！」
いつの間にか仕事を終えていた山田くんはオフィスを後にした、ぽつんと一人取り残された私は何も考えることが出来ずただパソコンの光りを浴びていた。
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すみこ(プロフ) - mioさん» 本当です！いつもありがとうございます！頑張ります〜！ (2020年6月29日 10時) (
レス) id: f6ad1ac4b2 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - えぇ！！ほんとですか！そんなこと言ってもらえてすごく嬉しいです！私もすみこさんの書く小説に癒しをもらってます！ありがとうございます！^ ^本当に嬉しいです！この先もまたどうなるのか楽しみにしてます！！ (2020年6月28日 1時) (レス) id: c782ac2cd1 (このIDを非表示/違反報告)
すみこ(プロフ) - mioさん» mioさん！いつもありがとうございます！もはやmioさんのために書いてると言っても過言でないくらい支えられています…ありがとうございますほんとに！ (2020年6月28日 1時) (レス) id: 1ff5137d9b (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - いや〜、もうほんと好きです！もうほんとに好き、この言葉しか出てこないです笑なんて言うんだろうなぁ…。ニヨニヨが止まりません笑これからも楽しみにしています！ (2020年6月21日 0時) (レス) id: c782ac2cd1 (このIDを非表示/違反報告)
すみこ(プロフ) - mioさん» mioさん！ありがとうございます、近日中に更新したいと思います長らくお待たせしてすみません！焦れったいお話好きなんです…笑笑 (2020年4月17日 17時) (レス) id: 1ff5137d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみこ | 作成日時：2020年2月16日 18時
