君は優しい。４

マップって現地で配ってるよね？ ページ4

朝。


いつもの様に、鳥のさえずりで目を覚ました。



因みに＿＿＿＿＿










　「ごげえええええぇぇぇぇぇぇえ！！！」






この目覚まし時計の鳥の声を「さえずり」と呼ぶかどうかは、個人の判断にお任せいたします。


僕は「さえずり」だと信じてる。

うん。



少し二度寝して、朝の水分補給を兼ねて水を飲みながらリビングへ行くと、入兄とおじいちゃんがウォルターパークに行く準備をしていた。



大量のお菓子や飲み物、更にガイドブックにＭＡＰまで入っている。


おじいちゃんの身長くらいのリュックがぱんぱんに膨れ上がっていた。



そしてとどめに



　サリ、入間「「よし！！」」



僕が水を吹き出してしまったのを誰も責められないと思う。



　オペ「よしじゃない」



マップって現地で貰えるんじゃないの？



　オペ「そんなに大量に持っていけませんよ」


　サリ「だって！入間くんとAちゃんを学校以外で外に出すの初めてなんだもん！！」


そう考えると凄い箱入りだな僕等。



　オペ「送り迎えは私がするので大丈夫ですよ」


　『僕もいるしね。』


　入間「僕お兄ちゃんなのに……」


え、かわよ。←

うちの兄ちゃん一等賞だわマジで。


　サリ「何かあったらすぐ連絡するんだよ！護衛も頼んでおくから！！」


　入間「護衛……？」


　サリ「飛びっきりのをね♡」


僕はこの前買ってもらったラフなパーカーと、可愛い半ズボンにしよー




勿論、フードは猫耳付きな。

＿＿＿＿＿＿＿＿



　入間「お、おお〜っ！！」



　『すっ、ごぉ………』


本の挿絵で見たことはあった。


でも、本物はやっぱり全然違う。

圧巻、その一言に尽きる。


　ジャ「おっ」


　リュ「入間くーん、Aー！！」


　入間「皆早いね！」


　リュ「もうわっくわくだよ！！」


　ゴエ「シュナイダーはモクラス先生と学会らしいでござる。」


　『わぁ、それ僕も誘われたやつだー…』


丁度被っちゃったからいけなかったけどね。



そんなに行きたい訳じゃないけど…


そしてそれより気になるのが


　『なんで、先生方はここに……？』


オペラさんの横に、カルエゴ先生とバラム先生が並んでいる。



なおカルエゴ先生の顔はいつもに増し増しで不機嫌そーな顔になっている。


理事長命令を出されたらしい。

おじいちゃん……



　オペ「大丈夫ですよ！私もバラム君も居ますし」


　カル「あんたと一緒が嫌なんだよ！！」



ねくすとぉ！

もうアメリ先輩は天使ってことでいいんじゃないかな。悪魔だけど。→←ディ〇ニー！！←やめとけ！………消されるぞ()

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