君は優しい。３

『「サブロ……成長したのね…！！」的な幻が見えたわ』 ページ10

それを聞いてサブロは、体制を低くし……



羽の付け根をブルシェンコに見せながら頭を下げてた。

良い感じにブルシェンコ先生も驚いてる。


入学当初との違いに吃驚したんやろな。


　サブ「入学当初の暴行行為の件、ここに深く謝罪する。あの時の己は力こそ全てでより強くあれば魔王に近づけると思っていた。


だが違った」

サブロは強くなることに必死すぎて、周りが見えていなかった。


でも、入兄に出会った。


　サブ「どんな屈強だろうが、意思が強かろうが、思慮に欠けていては何も成し得ない。貴公を襲った己の行動は間違いであった。

決して許してはもらえぬかもしれぬが、ここに陳謝の意を捧ぐ」

入兄という好敵手に出会い、「強さ」というものが何かを学んだ。


断言する。









問題児クラスに入って一番良い方に変わったんは、サブロや、と。

先生は、黙って聞いて、静かに口を開いた。


　ブル「悪魔が羽の付け根を捧げるのは、最大の敬服と謝罪………お前がそれをやるとはな。






狡いな、驚きすぎて怒りがどこかへ行ってしまった。







良いライバルを持ったな、サブノック。」

Ｄクラスの担任、ブエル・ブルシェンコの許可書ゲットやで！！

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　入魔「さて、A。報告を聞かせてくれ。」

書類を揃えていると入兄にそう言われる。

僕は少し考えてから口を開いた。



　『まずはピケロんとガープや。
魔植物師団の畑で、家系魔術を使ってスージー先生と、魔植物師団の教員の許可書をゲット。お茶貰ったらしいで。』

行けばよかったわ←


　『次な、ケロリんとクララ。
魔術知識学教師のフルカス先生のとこ行ってダスマクスの進化論の語り合いで許可書をゲット。』


　入魔「ちょっと待て、Aのあだ名シリーズが気になる。ワンパターンだな。
そしてダスマクスってなんだ？」


　『ワンパターンなのは気にせんで。ダスマクスはわからんなぁ…魔界でしかない何かなんとちゃうか？』


　入魔「そうか…………」


　『次は変ｔ……カムイや。
同じ魔術知識学教師、モラクスに…何か知らんけど耳元で何か言ったらをゲット！
鼻血出とったけど、大丈夫やろか？』


　入魔「あぁ、うん。絶対大丈夫だと思うぞ。」

？何で入兄が知ってるんやろか……？

ま、ええか。


　『次はアズとジャズ。
魔術開発師団の団長に、炎の定期的な提供を約束した。代わりに団長と親しい教師の許可書をゲットした。以上やな。』


ねくすとぉ！

揃ったで！！…何か足りん気がする…？…どうやろな？→←『僕の(クラスメートで友達の)リューに勝てるわけないやん！！』リュ「えっ！？ぼ、僕の…//////」

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