揃ったで！！…何か足りん気がする…？…どうやろな？ ページ11
翌日
僕達は再び職員室でカルエゴ先生と向かい合っていた。
入魔「約束の教員全員の許可書だ。3日以内に揃えた。確認してくれ」
カル「…………あぁ確かに教員36名分問題はない」
入魔「残るは貴方だけだ、カルエゴ先生。教員全員の許可書を集めるのに、相当な努力があるのだから、厳粛に評価してサインをしないなんて事はありえない…………だろ？」
入兄が勝利を確信して笑みを浮かべる。
カル「あぁ他が揃っていれば私もサインする」
リュ「よっしゃ！！」
ジャ「おいおい…マジで王の教室にうつれるのか！？」
皆が嬉しそうに言った。
入魔「では早速サインを……カル「故に」……？」
カル「サインはしない」
空気が凍り付き、衝撃が走った。
リュ「えっ、しなっ………っ何で！！」
リューが混乱して怒鳴る。
それを見て、カルエゴ先生は言う。
カル「決まっている。
足りないからだ。
私は教職員全員の許可書がいると言ったはずだ。これは教員36名分。しかし
教職員には食堂従業員、売店員、清掃員、図書司書等が全て含まれる。
この悪魔学校に従事する全員ということだ」
入魔「ッ！なんだそれは！！」
リュ「ずっる！！そんなこと一言も言ってなかったのに！」
アズ「！カルエゴ卿いくらなんでも」
皆が信じられない、というように文句を言う。
カル「粛に。粛にせよ。貴様等はいつもそうだ。…物事を深くまで考えない。面白そうだと簡単に手を出す。火をつかもうとする子供のようだ。
貴様等が手を出しているのは業火だ
この魔界の礎を築いた御方が残した高貴な業火…この学園が守ってきた尊き遺り火に触ろうというのなら
私は学園の門番としてその首を噛みちぎる義務がある。思考力のない者はただの道化だ、そして火の輪で身を焦がす」
カルエゴ先生の一喝に、一睨みに。
皆はグッと口を噤む。
先生は、それを見て満足げに頷いた。
カル「まあ、これだけの許可書を集めたことは評価しよう。現教室の補修くらいなら打診してやる。だが、王の教室への移動は認めん。それでこの件は終わりだ入間。」
さぁ。
これで終わりだ、と思った皆さん。
気付いとるやろか？
僕が、一回も発言していないことに。
僕が、一切動揺していなかったことに。
『んふ、ふっ、あはははははははは！！！』
突然笑い転げる僕に、皆が驚く。
切り悪い！でもねくすとぉ！
入兄の人徳やな！！←君のでもあるよ！！→←『「サブロ……成長したのね…！！」的な幻が見えたわ』
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黒猫飴(プロフ) - 嬉しんでもらって俺も嬉しいっ！！←氏ね☆ これ以上やるとチャット化しそうなのでもう返信できませんが、有難う御座いました！！ (2022年1月6日 21時) (
レス) id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
あいす食べよ - 黒猫飴さん» なんかそう言われると嬉しいなぁ〜神様。。。天使ちゃん。。。。嬉しいっ！！！←ハイテンション (2022年1月4日 21時) (レス) id: 9083d0e6b9 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - はい神天使確() (2022年1月4日 20時) (レス) id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
あいす食べよ - コメントはやってる。。よしっ！お気に入り登録はこの端末をやめてスマホに変える予定なのでその時にやります。。。(メールやってないからログインできない) (2022年1月4日 20時) (レス) @page40 id: 9083d0e6b9 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - はい！モチベーションが爆上がりするので是非コメントとお気に入り登録してやって下ｓ((殴 (2022年1月4日 19時) (レス) id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫飴 x他1人 | 作成日時：2021年5月24日 17時
