正当防衛 ページ9
数日後
事務所自体は立ち上げ、ブランド名も「Empty Candy」
…本物の飴村乱数と同じブランド名である
ここ数日でティーンを中心に流行りはじめている
本人としては客層を増やしたいところだが、出席日数で雄英不合格などしたくなかったAはきっちり授業に出ていた
そして現在、授業中にも関わらず緑谷出久は何やら呟いているようだったので聞き取ると、なにやら肉体作りをしているらしい
この時点で既にAは緑谷の変化を感じ取りはじめていた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
帰宅途中
「それでねー」
『うんうんっ！』
「あのね、乱数くん」
『なぁーに？』
「ねぇねぇ、乱数くんってさ…」
たくさんの女の子に囲まれているのは他でもない
飴村乱数…いや黒咲Aだった
先程からひっきりなしに話しかけられている
と、そこに
「おい、お前が飴村乱数か？」
見知らぬ男が来た
特筆すべき特徴もないが言うことといえば少しふくよかなところだろうか
『なーに？ボクに何か用かなっ？オニーさん』
「とぼけるなよ！俺の好きな人返せよ！！」
『好きな人ぉ？』
残念ながら、日中常に女子に囲まれているAは思い当たる節が多すぎて誰かはわからない
さらにこの男が言うには好きな人なので、付き合っていたわけでもないと来た
『困るなぁ…好きな人って誰のこと〜？』
「ふん！お前ほどモテりゃ覚えてないだろうな」
『ええっ！そんなこと言われても…オニーさんの好きな人ってことしかわかんないし〜？探しようがないよぉ』
嘘である
本当は男の言う事が正しい…というか一々名前なんか覚えていない
だからAはオネーさん、オニーさんと呼ぶのだ
「っクソ！！本気で好きだったのに！！！」
『…それ、逆恨みって言うんだよ？』
「…あぁ？！」
静かに微笑みながらAは淡々と告げる
『君の好きな人？じゃあ相手にとって君はなに？
本気で好きなら言えばよかったじゃん、ボクに取られる前にさ
…それってただ自分のせいにしたくないだけでしょ？』
最後にAが嘲笑すると男は逆上し、男の個性だろうか
火の玉のようなものをこちら目掛けて打ってきた
『はぁ、最近はよく火傷するなぁ…』
Aは男に向き直り、静かに告げた
『せーとーぼーえーだよ、オニーさん♪』
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ここあ - 質問パートのオールマイトとやおももが友好的な発言してるのに好感度低いのリアルすぎて笑った。 (5月23日 20時) (
レス) @page39 id: 958d7eacd5 (このIDを非表示/違反報告)
ねこむこ - い”ち”じ”く”しゃま”あ”あああ”！！！(中の人)無花果様推しなので嬉しすぎます(真顔)()更新は自分のペースで頑張って下さい！(˶◜ᵕ◝˶) (2022年12月29日 22時) (レス) @page37 id: b5406b2294 (このIDを非表示/違反報告)
ravito - この話は、章の最後にまとめて解説いたしますので気長に待っていただければ嬉しいです！…ブリッジしていきましょうｷﾘｯ (2022年12月6日 21時) (レス) id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
ねこむこ - 後乱数についても沢山知ってますし…もし仮に合っていたら無花果様大好き過ぎるので発狂しながらブリッジします()┏( .-. ┏ ) ┓ (2022年12月6日 14時) (レス) @page21 id: b5406b2294 (このIDを非表示/違反報告)
ねこむこ - もうコメント失礼します！…蓬莱柿…、…口調…ワンのちゃんで無花果様とか…(違ったらお恥ずかしい…！！！) (2022年12月6日 14時) (レス) @page21 id: b5406b2294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ravito | 作成日時：2022年11月17日 22時
