風間隊御一行。 ページ7
あのあと双葉は帰っちゃった。用事があるらしい。
「暇だなー」
誰かいないかと思って廊下で探してみる。
どうするつもりかっていうと見つけ次第、捕まえてランク戦に連れ込むつもり←
「お、あれは」
前から何人か歩いてくる。
「風間隊御一行!でも風間さんがいない!」
手を振ると、三上ちゃん、歌川君はぺこりとお辞儀をしてくれた。
菊地原君は「げっ……」とか呟いてたけど。
「みんなやっほーやっほー」
「こんにちは」
「こんにちは、先輩、今日も元気ですね」
そう言って笑う三上ちゃんは天使。
二人はちゃんと挨拶してくれた。
「うるさいんだけど……」
安定の菊地原君。
「こら、菊地原」
そして安定の歌川君。
「いいのいいの!後輩が辛辣なのはもう慣れてるから」
(黒江の事か……。)←歌川
(双葉ちゃんの事か……。)←三上
「ところで、君たち!ソロのランク戦しないかい!?」
「「しません」」
二人が声をそろえた。三上ちゃんは苦笑い。
「これから遠征のお疲れ会するんです」
歌川がちょっと嬉しそうに言う。
打ち上げならしょうがない。
「そっかそっかー……。今度付き合ってねー」
「暇があれば」
「えー……」
風間隊御一行と別れて、また新たに人を探す。
「A」
「あれ?風間さん。三上ちゃん達もう行っちゃいましたよ」
今度は風間さんが一人で歩いていた。
「ああ。今からアイツらのとこに行く途中だ」
「なるほど。アタシはランク戦したくて相手探してるんですけど、見つからないんですよね……」
そして、うなだれる。
すると風間さんは少し考えてからこう言った。
「さっき、鈴鳴の村上を見たが」
それを聞いてピクリと反応する。
「鋼が来てるんですか……?」
「ああ」
「ありがとうございます!風間さん!」
その場をあとにしようとした。
「……太刀川はいいのか?」
ピタリ、足が止まる。
「帰ってきてるぞ。アイツの所に行かないのか?」
「……もう会ったんです。だめでしたけど」
ごまかすために笑ってみた。
「そうか。頑張れよ」
アタシと反対の方に歩いて行く風間さん。
アタシも風間さんに背を向けて走り出す。
ホントに風間さんは変な所で鋭い。
「ばれてるのかなあ///……」
ごまかすように全力疾走した。
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陽由(プロフ) - イザナミ姫さん» ありがとうございます!双葉ちゃんの可愛さ伝わってたみたいで良かったです!これからもがんばります! (2015年8月27日 22時) (
レス) id: 912615e0b2 (このIDを非表示/違反報告)
イザナミ姫 - 面白い！！双葉ちゃん可愛いですねえ！！更新待ってます！！ (2015年8月24日 18時) (レス) id: 87ed36dc48 (このIDを非表示/違反報告)
陽由(プロフ) - 招き猫の子孫さん» ありがとうございます！これらもがんばります！ (2015年8月13日 12時) (レス) id: 912615e0b2 (このIDを非表示/違反報告)
招き猫の子孫(プロフ) - 夢主ちゃんがすっごく可愛いです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2015年8月13日 6時) (レス) id: a614ea2c00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽由 | 作成日時：2015年8月13日 2時
