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ラッキー? ページ13

柚宇とケーキ買って本部に来た。


「誰かいないかなー。誰かいたら即ランク戦誘うんだけどなー」

「隊室にケーキ持ってくのが先じゃなかったの?」

「ケーキが先だけど、約束だけしとく」


角を曲がると、黒いコートっぽい隊服の人たち。

あれってもしかして……、

「太刀川さん!と出水君!」

そう言って駆け出す。ランク戦のお願いしよっ!


「Aケーキ!」

柚宇が必死に止める。


「うわっ!忘れてた!」


向こうの二人もこっちに気付いたみたいで。


「国近とA」

「柚宇さん!ていうかAさん!俺の事付け足したみたいに言わないでください!」

「ごめんごめんw」


「げっ……、鈴木先輩……」


ん?二人?三人の様な気がする……。


「唯我!Aにそういうこと言わない!」

そうすると出水君の陰からひょこっと唯我が出てきた。


「でも国近先輩!この人ひどいんですよ!」

そいつを見て一気に不愉快になるアタシ。


「げ……、何で唯我いるの……?」

思わず口にせずにはいられなかったんです。

条件反射みたいなもんだよね。


そしたら唯我がさわぎだした。

「ほらあ!国近先輩!この人俺にだけ扱いひどいんですよ!やたら怖いんですよ!」


正直うるさい。

「誰が怖いって?そうだ!唯我ランク戦行こう!いやー、相手探してたからちょうどよかったー!よし、ブース行こうぜ。今すぐ」

「見てくださいよ!笑顔が黒いんですよ!これていうか笑顔じゃないですよね!」

騒ぐのをやめない唯我。

やっぱりうるさい。



なぜアタシがこいつの扱いが雑なのか。

単刀直入に言おう。



ムカつくからである←


ツンデレ的なそういうあれじゃないよ。これマジね。

出会い。→←学校にて。



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陽由(プロフ) - イザナミ姫さん» ありがとうございます!双葉ちゃんの可愛さ伝わってたみたいで良かったです!これからもがんばります! (2015年8月27日 22時) (レス) id: 912615e0b2 (このIDを非表示/違反報告)
イザナミ姫 - 面白い!!双葉ちゃん可愛いですねえ!!更新待ってます!! (2015年8月24日 18時) (レス) id: 87ed36dc48 (このIDを非表示/違反報告)
陽由(プロフ) - 招き猫の子孫さん» ありがとうございます!これらもがんばります! (2015年8月13日 12時) (レス) id: 912615e0b2 (このIDを非表示/違反報告)
招き猫の子孫(プロフ) - 夢主ちゃんがすっごく可愛いです!これからも頑張ってください!応援してます! (2015年8月13日 6時) (レス) id: a614ea2c00 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽由 | 作成日時:2015年8月13日 2時

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