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何故 ページ5

党員「…様、…A様」


A「…んっ」


党員「着きましたよ」


A「あ、はい。ありがとうございます」


寝てたみたいだ。
最近すごく眠くなるんだよね


無花果様から貰ったメモとカードを使い部屋の前に来た。


A「失礼します」

ん?誰もいないと思っていたが物音がする。
先に言の葉党の方が来ていたのだろうか。

何故だろう…なんだか懐かしいような気がする。


??「…A?」


名前を呼ばれ顔を上げると眼鏡をかけた黒い髪の男性が立っていた。

その人はやつれているように見えた。

A「…!!何故私の名前を?」

その男性はふらつく足で駆け寄ってきて気づくと私はその人の腕の中にいた。

A「…ひっ」


銃兎「A…会いたかった…」


会いたかった…?

私はこの男性を知らないし見たことも無い。


左馬刻「…A戻ってきたのか?」

理鶯「帰ってきたのだな」


あの2人は誰だ?

あの白髪の人はどことなく合歓様に似ている気がする


A「離してください」

私はその人の胸を押して離した。

銃兎「…A?」

A「何故貴方様が私の名を知っているのかは分かりませんが、私はあなた達を存じ上げません。誰かと勘違いをしていませんか?私は無花果様の命令によりここに荷物を取りに来ただけです。それ以上でも以下でありません。」


そう言うと何故か眼鏡をかけている男性は絶望をした顔をしていた。

奥にいた2人も言葉が出てこないようだった。

なんなんだこの人たちは。



私は部屋に入りクローゼットに入っていた服や置いてあった荷物を取った。


A「それでは失礼しました」


ドアを閉める時にちらりと眼鏡をかけた男性が見えた


その表情は切なそうで何かを失ってしまったような苦虫を噛み潰したような表情だった。



でもあの人に抱きしめられた時不思議と不快な気持ちにはならなかった。
こんなことは始めてだ。


私はあの人の涙で濡れた肩に手を当てた。






あれ…?なんで私クローゼットにある位置が分かったんだろう。なんで今持っているものが自分の荷物だって分かったんだろう。


少し不思議に思いながら中王区へと戻った。





━━━━━━

いや…なんか書いてて作者が悲しくなってきた()

でも絶対ハッピーエンドにします!!!!

あとお気に入り登録者290人ありがとうございます!!

これからもよろしくおねがいします!!!

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桜澤(プロフ) - 妹の力強し……独歩くん。定時に帰れてよかったね(T-T)感激 (2021年10月5日 11時) (レス) @page41 id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - らみさん» ありがとうございます!!そう言っていただけてとても嬉しいです!!続編も出てるので良かったら読んでみて下さい! (2021年5月12日 21時) (レス) id: 6c900c5575 (このIDを非表示/違反報告)
らみ - 2日でここまで読んでしまうほど好きだ……もう涙が止まらん……グスッズビ (2021年5月12日 15時) (レス) id: 46b37efe83 (このIDを非表示/違反報告)
みるふぃーゆ(プロフ) - わ!!待ってました!! (2021年5月5日 15時) (レス) id: 818a695f97 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - りっちゃんさん» コメントありがとうございます!!続編も楽しみに待っていてください!! (2021年4月14日 22時) (レス) id: 6c900c5575 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2021年2月21日 23時

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