観音坂の.....？入間さんの....？

銃兎side ページ28

ラップバトルが終わり用意されているホテルへと帰った。


回復のヒプノシスマイクを使い治癒して貰ったものの完全には回復していない。

まだ傷は痛む


銃兎「…明日か」

左馬刻「大丈夫だ。Aは必ず帰ってくる」

理鶯「我々が優勝するに決まっている」

銃兎「あぁ…そうだな」

左馬刻「そういえば医務室にAが来た時、あいつ泣いてたな」

銃兎「あぁ…胸が張り裂けそうだった」


俺たちの怪我を心配していた。
記憶が無くなってもそういう所は変わらないんだと安心した。

次のバトルの時もAが「お兄ちゃん」と呼ぶ声が聞こえた。

確実に記憶が戻ってきていると確信に変わりそうだったところだったのに、その次からAから感情が失われたように無だった。


銃兎「中王区…Aを弄んでくれた罪はでかいぞ」


俺は自分の右手に視線を落とした。

医務室でAの顔に触れた時の体温を思い出した。


銃兎「絶てぇAを取り戻す」

▽→←ブクロＶＳナゴヤ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す