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少し他愛ない話をしてたら及川さんが私にある紙を差し出した
何だろうなと見るとそこには入部届けって書かれていた
及川「はい!これ入部届けね」
岩泉「まだ一回しか部活していないのに早いかもしれないがとりあえず渡しておく。期限はまだ先だから焦らないでいいぞ」
桜空「分かりました。ありがとうございます」
よく考えたらこれ一応体験入部だったんだよね
見学だけとか思ってたけど仕事もしたしな
1日しかやっていないのにもう入部した気分になってたな
もう分かりきっていることだと思うが私の中で入部するかしないかはもうはっきり決まっていた
及川「ねぇ桜空ちゃん」
桜空「なんですか?」
及川「昨日、俺らのバレーボール見てどう思った?」
急にどうしたんだろう
及川さんの表情を伺ったら私を試そうとしている感じではなく純粋に気になっている様子だった
バレーボールを見てどう思ったのか…
私はバレーの経験はあったしバレーはテレビでもよく見ていた
けど…昨日は今までとは違う感情が芽生えたような気がした
この人たちを支えたい
このチームをもっと見ていたい
そう思ったのだ
及川さんのトスワークも凄かったし
皆真剣に、でも楽しくバレーをやっているところが凄く魅力的に感じた
〜文字数多いので次のページに進みます!〜
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作者名:杏奈 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bob260f9691/
作成日時:2021年1月10日 11時