夏色の恋人 。

やきもち ns×ryu ページ48

「…」






今日は久々に





龍我とお家デートなんだけど…





…龍我、家来てから一言も





喋んない…。





ドラマの撮影とか舞台で




疲れてるのかな…？






でも疲れてるっていうよりは、





ムスってしてる顔だし…







「龍我、なんかあった、？」





「…べつに」





「そ、そっか」





「…」





「…あ、もしかして




家にいるのつまんない？





どっか行く？」





「…べつに」





べつにしか言ってくれない…






それとも俺のこと嫌いになったのかな、






〈〜♪〉





電話…





「ちょっとごめん、






はい、もしもs〈「那須ー！！！」〉





浮所？てか声でかい！！」





〈「ごめんごめん！」〉






「で、何？」





〈「いや、今買い物してるんだけど





茄子売ってたから那須のこと





思い出して！何してるかな〜って笑」〉






「はぁ〜？





そんなしょーもないことで





かけてくんなよ笑」





〈「那須の声聞きたかったって





いうのもあるよ？」〉





「はいはい、じゃあね」





〈「てきとーすぎだし笑」〉





「だってお前がしょーもないこと





言うから… え、」








いつのまに取ったのか、





俺の手元にあったスマホを





龍我が持っていた。

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