とある社員の1日 1. ページ2
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まずは現在の彼から。
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いつも通りの真っ黒な格好で、僕は人混みの中を歩く。
近頃は急に冷えてきたのでマフラー付きで。
「…冷えるな」
コーヒーショップで買ったホットコーヒーで暖を取りながら、その穏やかな時間の流れに身を任せる。
今日も仕事だが、今日の僕は出社時間が遅めだから。
…ケーキでも買っていけば、乱歩さんあたりが喜ぶかな。
店員『いらっしゃいませ!あ、また来てくださったんですね』
「他の社員も気に入っておりましたので」
店員『ありがとうございます!今日は何に致しますか?』
「…では、全種類ひとつずつ」
店員『いつものですね!』
ケーキを買って、社へと向かう。
いつもの赤レンガの建物に入り、エレベーターに乗って。
「…おはようございます、遅くなりました」
敦「あ、おはようございますAさん!」
乱「…あ、Aくんいいもの持ってるじゃない」
社に入るなり、春野さんが僕の持ってきたケーキの箱を受け取ってくれる。
春「いつもありがとうございます、Aさん」
「とりあえず一通り買ってきたんで、好きなやつをどうぞ」
国「すみません、Aさん」
賢「わあ、ケーキですね!」
こうやって、いつものように朝が始まる。
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春海。・:+°(プロフ) - ゆきめさん» コメントありがとうございます。完全な捏造です。遥か昔はこんなんだったら美味しいなっていうごくごく個人的な妄想ですので、不快な印象を与えてしまい申し訳ありません。現在は奥様一筋である姿を本編でそれとなく匂わせていたつもりでしたが、私の力不足です… (2017年6月8日 22時) (レス) id: 45c2ed30e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきめ - あれ、フィッツジェラルドさんって奥さんをほったらかしにして、誰かと不倫するようなゲス野郎でしたっけ? (2017年6月8日 21時) (レス) id: 8d53b1880e (このIDを非表示/違反報告)
ウェン - はじめまして!毎日楽しく拝見しております。これからも頑張ってください! (2016年12月3日 0時) (レス) id: 6e056de376 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春海。・:+° | 作成日時:2016年12月2日 22時