地下牢と思い出し ページ23
あの後家には帰れず、そのまま本部に帰宅。もう第2の家だな
『うわ暗、ここに来たの久しぶり過ぎないか〜?』
カツンカツンと足音がなる。ここは地下牢。ある牢の前で立ち止まり、ライトを手元へ照らす。
ガチャ
ドアを開け中を覗き見るがお目当ての人影はもうそこにはいなかった。
『Qちゃん、本当にいない……』
あんな爆弾より恐ろしい物を外へ放っただなんて、さすがに手段選ばなさすぎでしょ。
私もQちゃんの異能にやられないように無駄な外出控えようかな……
さて、と言って私は来た通路を戻る。
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その日の夜、私は自宅に帰った。無事書類が終わったのだ褒めて欲しい。
頭の中には、無断欠席の言い訳、Qちゃんの事、眠たすぎるという3つがぐるぐるしている。
言い訳については部屋で気を失ってました?でいいんじゃないかもう。誰も見てないんだし。
Qちゃんについては……今頃何人があの子によって狂わされてるんだろうか。
そんで眠い。ダレカタスケテー!もう今日は早く寝ようかな……
ピコン
『んぬぉ?』
パソコンから音がしてカチカチっと開く。そのファイルの中には「明日の昼までによろしくね!」とメッセージが付いた事務の仕事が送られてきた。
『あああああああ馬鹿野郎!!!!!』
こんな量を?明日の昼まで?学校があるから実質朝までじゃないか……!
森さん次会ったら殴る。エリス嬢に泣きついてやるんだから、ふん。
泣く泣く仕事に手を出した。
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作者名:朝 | 作成日時:2022年8月9日 14時