そんなことある? ページ15
大勢でゾロゾロと道を歩く。本当に全員来た
ものすごく沢山の視線を感じるけどそりゃそうだ。こんなでかい人達が歩いてるんだし。私の身長、凹んでるの目立つじゃん……萎え
真田「藤蝶、そっちは車道だ。危ないから内側を歩け。」
『あ?え、あぁ、はい』
親か。お前は親か。そんな言葉言われ無さすぎてびっくりしたわ
私を囲んでワイワイ喋る彼らをみても『はぁ、何が楽しいんだか……』としか言えない。話題を振られても続かない。
もしかしてコミュ障なのかな私
まぁでも部下か森さんか同僚くらいしか会話しないしな……そこまで話さないしな……普段あんまり喋らないから、って事にしとこう。うん
その時スマホの着信音が鳴る。みんな自分か?と思って確認するが違う、最後になり続ける私の手元へ視線を移す。
幸村「出ないの?」
画面には「森さん」の文字。タイミングが良くないなこの人
『……止まらないしちょっと出る。気にしないで、さっきみたいに喋ってていいよ』
全員は「はーい」と言うとコソコソ話しだした
おい、人の話聞いてたかこいつらイカれてんだろ
ピッ『はい、藤蝶です』
《森「やぁ!久しぶりだね(*^^*)中々出なかったけどどうしたの?いつもなら秒で出てくれるのに♡」》
『久しぶりとか頭バグってるんですか。年取ると時の流れ早くなるって言いますもんね〜なるほど!……で、用があるんですよね?』
《森「はは、友達と仲良くしてる中悪いね。」》
『しつこかっただけです。なんで森さんが知ってるんですかストーカーですか訴えますよ。』
《森「そんなに言わなくても!!泣…………コホン
武装探偵社の居場所が分かった。君の言ってくれた通り……」》
『あの講堂、ですか……
で?それを私に言うだけにかけてきたんですか?余程暇なんですねぇ、いいですねぇ……』
《森「こら!すぐいじけないの!」》
誰のせいだと思っとるんや
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作者名:朝 | 作成日時:2022年8月9日 14時