ブルースター３ (ページ2)

今日:36 hit、昨日:17 hit、合計:9,434 hit

ep.16 放課後に夕飯の相談と夕飯の買い出し決めからの嫌な知らせページ2

* 千晴 side

今日もようやく、長かった一日が終わった。
クラスの人たちは、それぞれ部活に行ったり寮へと帰る様子を見せ始める。

陽向「あぁ～…眠い」

椛「いつものことでしょ…」

葵唯「ていうか、今日の晩ご飯どうすんの？」

私達は、未だにボケーッとしたまま喋っていた。
ただひとつ、葵唯の意見に、皆は反応を示す。
晩ご飯…私も、すっかり忘れてた。

椛「あ…忘れてたわ」

千晴「材料とかも、いるよね…」

陽向「買いに行かないといけないんだよね～…まぁ、雨は止んでるからいいけど」

さっきから変わってないけど、陽向がすごく眠そう。
机に顎を乗っけて、喋ってる。

葵唯「ていうか、男子4人はどこ。藤原くんですらいないじゃん」

椅子に座って足を組んだ状態で、葵唯が言った。
…迫力満点だよ。葵唯って、見た目より中身は荒っぽいところあるからなぁ…。

千晴「で、でも鞄は置いてあるし…戻ってくるんじゃないかな？」

椛「だといいけど…でも、おそらく買いだしはあたし達っぽいと思うけど」

陽向「でも男子の方も、吉野くんと長谷川くんは手空いてそうじゃない？後の2人は部活だとしてさ」

葵唯「…だから早く戻って来ないと相談が出来ないんじゃない」

葵唯…落ち着いて。

.