追われています。【文豪ストレイドッグス】

23, 疾風と探偵社を天秤にかけてみよう！ ページ31

A side

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うっすら目を開ける。

懐かしい景色。

『！』

？「気がついたかね？」

『森さん…！』

そして、


ほぼ裸のエリスちゃんを追いかけているロリコン←


『あの…』


森「ああ、


A君、ポートマフィアに戻らないかい？」





『は？』


は？



ーno sideー

疾風「やっぱり繋がらない…」

太「どうしたんだい？」

太宰の急の登場に驚きながら答える。

疾風「Aと連絡が取れないんです。」

その言葉に太宰は目を見開き、口を開いた。

太「！…疾風く((バァン！」

扉の音に全員が其方を見る。

谷「敦くんが拐われました！」



ーA sideー

『は？』

森「どうかね？」

は？
意味わからん。
なんで今更？

『もし断ったら？』

森「殺す…と言いたいが、君を殺すのは難しい。だから、疾風君を殺す。」

『疾風も強いです。簡単にはやられませんよ。』

森「こちらにも強い異能力者がいる。」

『誰ですか？中也？姐さん？芥川？』

森「違う、翠雨君だよ。」

『翠雨？そんな子いましたっけ？』

森「そういえば、君は会ったことなかったね。」

『その子、そんなに強いんですか？』

森「彼の異能は、‘‘自分が考えた異能力を使うことができる能力’’だ。」

翠雨って子もイレギュラーな存在なんだね。

てか、異能チートすぎじゃね？？

『な…』

森「君が断れば、翠雨君に頼んで疾風君を即殺す。翠雨君にはそれが可能だ。」

『……』

森「どうする？」

『……』

疾風は私がマフィア時代、ずっとそばにいた。

え？だってそばにいた方がなんでも押し付けられるじゃん。←

だからこそ、救わないといけない。
でも、マフィアに戻ればきっと探偵社を攻撃することもある。

どうするのが正解？？

森「早く決めてくれないかな。」

信じよう。

『……………








.








.









マフィアに戻ります。』






大丈夫、きっとまた探偵社に戻れる。

無理そうだったら神に頼んで(脅して)戻る。←

森「A君ならそう言うと思っていたよ。改めてよろしくね、期待しているよ。」

『はい、首領。』

なんか今まで森さんって呼んでたから慣れねぇ。

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