「好奇心」は自分の首を絞める〜Part8〜

大切な日 ページ19

次の日は晃一が休みだったので、晃一の車で色んな場所へ出かける。
そしてまた夕食頃に帰宅し、Aはリビングに来て目を輝かせた。


『うわぁ〜！今日のご飯凄く豪快ね！どうしたの？』

晃「ん？何でだろうな？さ、荷物片付けるぞ！」


Aは荷物を片付け手を洗ってリビングに戻る。
するとワクワクした表情の恵はAの肩を掴んで誘導した。


恵「A、ここに立って？」

『え？どうして？』

修「いいからいいから！」


言われるまま立っていると、晃一が「じゃあ消すぞー」と言ってリビングの部屋の電気を消した。
真っ暗な中、Aは何だと思っていると……



晃&恵&修「Happy Birthday to you〜！
Happy Birthday to you〜！」


そこで3人が歌ったのは誕生日の歌…そこでAは思い出した……
今日が自分の誕生日だったということを……


「「「「「「「Happy Birthday DearA〜！！」」」」」」」


ん？なんか声が増えてね？


「「「「「「「Happy Birthday to you〜！おめでとーーー！！！」」」」」」」


その瞬間パッと部屋が明るくなり、多くのクラッカーの音が鳴り響いた。
その音に驚いてギュッと目を閉じ、恐る恐る開けると……




『え………嘘………』



Aは目の前の光景に言葉を失い、口元を手で覆ってポロポロと泣き出した…


『なんで…ルパン…次元…五右衛門…不二ねぇ…！』


全員「HappyBirthday サプラーーイズ！！」


ルパン一味がいることに驚きと嬉しさで泣き出したAに皆は笑い合う。
そこにルパンが近づき、Aの頭をぽんぽんと撫でた。


ル「実はよ？結構前から晃一達と相談して計画立ててたんだよ。」

『ルパン……なんで……』

ル「今日はおめぇの生まれただーいじな日だろ？そんな日だから、皆で祝いたくてな？仕事終わらせて来たって訳！」

『う…うぅ…もーー！皆大好きだぁぁぁ！！！』


本当に嬉しくてAは叫びながらルパンに飛びつく。ルパンも笑いながら受け止めてくれた。
Aはその後他の皆にも飛びつく。


次「元気そうで何よりだな！」

五「変わりはござらぬか？」

『ありがとう！元気だよ！皆の顔見たからもっと元気！』

晃「Aが買い物とか行ってる間に色々と準備進めてな？」

『え？でも修三は…』

恵「私が隙見て話しておいたの！ルパン達とも先に会わせておいたわ？」

修「驚くことばかりだな…まさかあのルパン一味と仲間とはな…」

不「私も貴方がいたのは驚いたけどね？」

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