亡き父と今の父3 ページ17
『んむぅ〜！脳みそ揺れる〜！』
修「ハハハ、お前も寝坊助だな？」
『修三…なんかご機嫌ね？』
修「修三…？」
何か違和感を感じた修三に、晃一はハッとした顔をして慌てて修三を洗面台へと引っ張って行く。
修「な、なんだよ…」
晃「悪い…一つ言い忘れてた…実は、あいつ酔ってる時の記憶が全く無くなるんだよ…」
修「な、何…っ！？」
晃「まぁ、忘れてるにしろ、また酔えば「パパ」って呼んでくれるし、それに…お前があいつを娘のように接するのに問題はないだろ？」
修「あぁ…確かにな…取り敢えず覚えてねぇって言うのは分かった。それと、お前があれを「内緒の楽しみ」って言うのもな…」
晃「……内緒だからな？」
修「分かってるって…！」
そう言って二人はそのまま洗面台で顔を洗ってリビングに戻った…
恵「随分時間かかったわね？」
晃「色々教えててな？」
修「まぁ、後は慣れだろうな…」
『それじゃあ朝ごはんにしようか！』
テーブルに座り4人は食べ始める。
その間に今後のことについて話をする。
『修三はこっちの言葉は話せるかな？』
修「多少は…自信はねぇが…」
恵「じゃあ私が教えるわ？」
『んー仕事の方はどうするか…』
晃「裏仕事なら言葉話せなくてもいけると思う。」
修「裏仕事？」
晃「そ、例えば潜入して情報持ってこいとか…」
修「…待て、お前達なんの仕事してるんだ？」
『あ、そこの説明忘れてたね…』
恵「一応「便利屋」ね！車の送迎から情報収集まで！できることは幅広く受けてるわ？」
晃「まぁ、出来る限りだけどな！」
『仕事は二人の方が詳しいから、やり方とかは二人に聞いて？』
修「あ、あぁ分かった…」
恵「じゃあ朝食終わったら早速仕事の説明をしましょう。」
暫くして朝食を終え、Aが片付ける間に3人は仕事の説明の為に2階へと降りて行った…
Aは片付けを終えた後、支度をして2階に降りる。
『やほー！説明はどう？』
修「覚えること山積みだが…まぁなんとかなるだろ…」
恵「修三には修三の合う仕事もあるから助かるわ！」
『そっか！じゃあ私はちょっと買い出しに行ってくるね！』
晃「一人で大丈夫か？」
『問題なし！んじゃあ行ってくるねぇー！』
そう言ってAは買い出しに出かける…
買う物は色々ありそうなので、ゆっくり散歩がてら出掛けて行った……
Aが帰宅したのは夕方、家に入るとリビングのソファーにぐてっと寝転がった修三がいた。
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いちごちょこ(プロフ) - 九美さんお疲れ様です。更新されるたび、わくわく楽しく読ませていただいております。スランプお辛いと思いますが、無理をなさらないでください。私は九美さんの作品が大好きですので、ずっと応援しております(^^) (2019年3月14日 14時) (
レス) id: 511f46d568 (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - 淋さん» ありがとうございます！いよいよ奴がやってきますw！！頑張って書きますm(_ _)m (2019年3月13日 22時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
淋 - き……き……きたーーーーー！！！ジンさんだーーー！！予告だけでこんなにテンションが上がるなんて！！楽しみすぎる！！ありがとうございます！！ (2019年3月13日 22時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - 淋さん» 優作さんは今回お留守番ですw……私も優作みたいな父親欲しい……でも、事ある毎に謎を出してきそうw (2019年3月12日 22時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
淋 - 有希子さんきたーーー！！有希子さん一人？！優作はどうした！？優作も一緒だと思ったのに！！ダンディボイスで囁かれたい……優作みたいな親父が欲しい…… (2019年3月12日 21時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九実
| 作成日時：2019年3月1日 19時
