バレンタインデー 安室透2 ページ8
「ほんと凄いわよね〜」
3人の元に来たのは梓だった。
梓「注文は決まったかしら?」
『あ!梓さんに私チョコ持ってきたのよ!』
梓「え!?私に!?」
園「あ!私も!」
蘭「私もよ!」
梓「嘘…!嬉しいっ!」
梓は手で口を覆って驚く。
園「どうしてそんなに驚くのよ?」
梓「だって…今日は安室さんにチョコ渡す子ばかりでしょう?だから私なんて邪魔者扱いくらいで…
でも仕事は楽よ?私がドリンク持って行くとその女の子達の視線が痛いから、安室さんが頑張ってくれてて…私が出来るのはキッチンを固めるくらいね!」
『あら…それは大変ね…でも、梓さんは私達にとっても大切な友人だもの!感謝の気持ちを込めてるから受け取って?』
梓「うぅ…Aさぁぁぁぁん!!」
梓はギューーっとAに抱き着く。
気が済んだ後はチョコを受け取り、「ちょっと待ってて」と梓はキッチンに向かった。
梓「実はね?バレンタインイベントで、今日店員にチョコをくれた人にこれをプレゼントしてるの!」
梓がテーブルに置いたのは茶色いドリンクで…
梓「安室さんが作ってくれたんだけどね?チョコレートドリンクよ!どうぞ召し上がれ?」
園「わー!凄い!」
蘭「んんっ!美味しいです!」
『凄いね!甘ったるすぎなくて飲みやすい!』
梓「ふふふ、安室さんには美味しかったって伝えておきますね!」
梓が去った後も3人はドリンクの美味しさを語り合っていた…
するとそこへ…
「Aさんっ!!!」
『うわっ!ビックリしたぁ…!』
園「あら、安室さん!」
蘭「こんにちはです!」
忙しいからか少し汗を滲ませた安室がニッコリ笑って立っていた。
『あぁ、お疲れ様です安室さん…』
Aは驚いて早った心臓を落ち着かせる。
安「すみません、来て頂いたのに直ぐ対応できなくて…」
『い、いえ…この時間に来たのは私ですから…』
安「でも随分遅かったですね?朝からメール送ったし、昼過ぎにもメール送ったりしてたのに…」
『え?昼過ぎにもメールしてました?』
慌てて携帯を確認すると、確かにメールが入っていた…
ーー「今日は何時くらいに来ますか?早く会いたいです!」ーー
やっべ…全然見てねぇわ…ってか、私ここに来るの確定事項なの?
安「まぁ、メールに今気付いたのは許しましょう…そう言えば梓さんにチョコ送ったんですってね?」
『え?えぇ…はい…』
安「梓さん喜んでましたよ?」
『そ、それは良かった…』
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detectiveconan1(プロフ) - バレンタイン、ウイスキートリオ、最高っす!!! (2020年4月4日 21時) (レス) id: 0889d36c4a (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - 藍那さん» コメントありがとうございます!!風見さんですね!降谷さんがバレたら…出てくるかも…ですっ (2019年6月7日 23時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
藍那 - もっとかざみん(かざみしゃん)を出して上げてください!! (2019年6月7日 21時) (レス) id: fa7f1f719a (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます!最早子守唄ですねwwwwww分かります!私も全部聞いたことありませんw多分聞けたとしても、脳が内容を理解するのを拒否しますね… (2019年3月2日 22時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - 初めまして!めちゃくちゃおもしろかったです!実は私も古谷徹さんの日本国憲法聴きながら寝てるんです笑笑あの方の声は落ち着くので最後まで聞けた試し無いですが笑 (2019年3月2日 22時) (レス) id: 82d03a44e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九実 | 作成日時:2019年2月19日 19時