「好奇心」は自分の首を絞める〜Part7〜

小さな約束(リクエスト作品) ページ41

※本編とは関係ありません

設定新一とは親戚。まだコナンになる前のお話。
新一15歳 A18歳

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約束だよ＿＿＿＿＿





＿＿＿＿＿＿＿＿今度会ったら＿＿＿＿＿＿＿





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿必ず＿＿するよ！＿＿＿






「……」


懐かしい夢を見た…目が覚め少し寂しい気持ちになる…
約束したのは誰だったか…なんの約束をしたのか…それは思い出せなかった…
モヤモヤした気持ちをかき消すようにガシガシと頭を搔いてベッドから出た。


「あら新ちゃんおはよう！」

「あぁ…母さんおはよう…」


リビングでは新一の母親の有希子が朝食を作っていた。


「今日から休みでしょ？」

「あぁ…」

「ならちょうど良かったわ！」

「何が…」


ピンポーン


その時玄関のインターホンが鳴った。


「新ちゃんちょっと出てー！」

「こんな朝早くから誰だよ…」


新一はあくびをしながら玄関のドアを開けた。


「はい、どちら様〜？」

『わー！新ちゃん久しぶり！』


そこに立っていたのは…


「え…誰だ…」


目の前の女性が分からず、ポカンとした顔をする新一…その反応に彼女もどうしていいか分からず固まった…
すると新一の後ろからひょこっと有希子が顔を出す。


「あらーAちゃん！久しぶりぃ〜！！」

『有希子さん！お久しぶりです！』

「え…A？」


聞き覚えのある名前に新一は少し考える…


「あー！思い出した！親戚のA姉ちゃんか！！」


Aを指さして叫ぶ新一。Aはその指を掴んでグイッと反対方向に逸らした。


『人を指さすなって教わらなかった？』

「いででで！！わ、悪かったよ！」

「ささ、Aちゃん上がって頂戴よ！」

『はい、お邪魔します！』


有希子に促され家の中へと入る。
リビングのソファーに座り有希子はAにお茶を出してくれた。


「朝ごはんは？」

『あ、道中で食べたので大丈夫です。』

「そう良かった！」


そんな二人のやり取りを朝食を食べながら見る新一。

そうだ…少しずつ思い出したぞ…確か昔近所に住んでた親戚の姉ちゃんで小さい頃はよく遊んでたような…

「部屋は用意してあるから！」

『色々すみません…暫くお世話になります。』

「え！？」


二人の会話に驚く新一。すると有希子はニコニコしたまま新一の方を見る。


「んふふ〜実はね？Aちゃん暫く家に暮らすことになったのよ〜！」

「えぇー！？聞いてねぇ！！」

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