バレンタイン番外編 7 ページ23
〜？？？〜
『これでよし…と…』
作ったバレンタインチョコをラッピングして用意する。
時刻はもう23時…バレンタインデーもあと1時間で終わる…
用意したチョコは3つ…それを寝室の机の上に置き、ベッドに入って眠りにつく…
気が付くと真っ白な空間にいた…
見渡しても何も無い…Aは何かを探すようにゆっくりと歩き出した…
『…なんでここに…』
「…そりゃお前が呼んだからだろ？」
突然後ろから声が聞こえ、Aは慌てて後ろを振り返る。
そこには立っていたのは…
『あ…あ…ほんとに…？』
「やっぱり俺達のことも知ってたみたいだね！」
「じゃなきゃあんなの作んねぇだろ」
「よっ！嬢ちゃん！初めましてだな！」
『萩原さん…松田さん…伊達さん…！！』
Aの目の前にいたのは降谷と景光の警察学校時代からの友人の3人だった。
彼女が作っていたのは3人の為のチョコ…そしてそれが届いて欲しいと願ってから眠ったのだ…
『本当に会えるなんて…嬉しい！！』
萩「そんなに俺に会いたかった？君みたいな綺麗な人なら大歓迎だね…気軽に「研二」って呼んでよ。」
Aの両手を握り顔を近付け微笑む萩原に少し気圧される。
伊「おい！嬢ちゃんが困ってんだろう？」
伊達がべリッと萩原を掴んでAから離してくれた。
『伊達さんありがとう！えっと…私の名前は…』
松「小桜A」
『え？知ってるの？』
萩「悪いけど、上から見させてもらってるからね〜！」
伊「降谷やヒロを見てると必然的に見ることになるからな！」
『そっか…あの…ごめんね？』
萩「ん？何が？」
『…3人は救えなかった…会えなくて…ごめんね…ごめんなさい…』
少し涙声になり俯く…すると松田がガシガシと乱暴にAの頭を撫でた。
松「それはお前のせいじゃないだろ？」
萩「そうそう！運が悪かっただけ！Aちゃんのせいじゃないよ！」
伊「お前が気にすることじゃねぇさ！」
『みんな…』
伊達がAの肩を励ますように叩き、萩原はスっと指で目元を拭った。
萩「それよりこっちは感謝してるんだよ？」
『え？なんで？』
松「ヒロを助けただろ？」
伊「あいつはあそこで死ぬと思った…だが、それを助けてくれた…」
萩「おかげで降谷は一人ぼっちじゃない…まぁ、今は内緒だけどね？」
松「いずれ会えんだろ？」
伊「そん時二人はお前に感謝するだろうな！」
ニコニコ笑う3人に心が温かくなる…
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detectiveconan1(プロフ) - バレンタイン、ウイスキートリオ、最高っす！！！ (2020年4月4日 21時) (
レス) id: 0889d36c4a (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - 藍那さん» コメントありがとうございます！！風見さんですね！降谷さんがバレたら…出てくるかも…ですっ (2019年6月7日 23時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
藍那 - もっとかざみん(かざみしゃん)を出して上げてください！！ (2019年6月7日 21時) (レス) id: fa7f1f719a (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます！最早子守唄ですねwwwwww分かります！私も全部聞いたことありませんw多分聞けたとしても、脳が内容を理解するのを拒否しますね… (2019年3月2日 22時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - 初めまして！めちゃくちゃおもしろかったです！実は私も古谷徹さんの日本国憲法聴きながら寝てるんです笑笑あの方の声は落ち着くので最後まで聞けた試し無いですが笑 (2019年3月2日 22時) (レス) id: 82d03a44e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九実
| 作成日時：2019年2月19日 19時
