バレンタイン 番外編4 ページ20
〜怪盗キッド〜
ネオン煌めく街中の一つ…
そのビルの屋上の手すりに座ってボーッと景色を眺めていた。
「こんばんはお嬢さん」
ふわっと目の前が真っ白になる…
横を見てAは微笑んだ…
『こんばんは…怪盗キッドさん』
Aの横の手すりにキッドも座る。
「一人でこんな所にどうしたんですか？」
『ん？ここで待っていれば…キッド様が来てくれるかなーって…』
「では、私はあなたの望み通り来た…ってことですね？」
『そうなるね！…はい』
Aはチョコを出しキッドに渡す。
「これは…」
『バレンタインチョコ！…宝石よりも価値はないけど…』
「そんなことはありませんよ？あなたからくれた…それだけで宝石以上の価値があります。」
『あら、ありがとう』
にっこり笑うと、キッドはAの手をそっと取った…
「では、お礼に夜の散歩と行きましょうか？」
『散歩って…わっ！！』
キッドはAの体を抱き締めバッとビルから飛ぶ。
落ちる前にバサッとマントがハングライダーに変わる。
『うわぁ〜！！』
綺麗な夜景の上をキッドに抱かれたまま飛んでいく。
『凄い！凄く綺麗！！』
「ハハハ！あなたの方が綺麗ですよ？」
『もうっ…キザね！』
「褒め言葉として受け取りますよ」
暫く飛行散歩して家のベランダに降りる。
『送ってくれてありがとう…』
「あなたが望むならまた二人で散歩致しましょう。」
キッドはAの手の甲に優しくキスをする。
「それではまた…！」
バサッと音がしてキッドは飛び立つ。
その後を見てAは叫んだ。
『気をつけてね！快斗君！！』
最後ハングライダーがグラッと揺れたのを見てAは笑った…
〜風見〜
((設定)降谷さんにも接して風見とも知り合った後の話)
色々あって警視庁の中を人探しするA。
『あ！いた！風見さん！！』
「ん？あぁ、小桜さんですか…」
探していたのは彼、風見裕也。
Aは嬉しそうに近付き風見の前で立ち止まる。
「何の用ですか？小桜さん」
『あれ〜？今は二人っきりですねぇ？』
Aはわざとらしく首を傾げると、風見はうっと言葉を詰まらせた後ハァーと息を吐いた。
「それで、何の用だ…A」
『きゃー！裕也ーー！！』
名前を呼んでくれたことが嬉しくて裕也に抱き着く。
堅物の彼と仲良くしたくて色々頑張って漸く二人きりの時は名前を呼ぶというところまできたのだ。
「こらっ！引っつくな！」
『えへへ〜！』
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detectiveconan1(プロフ) - バレンタイン、ウイスキートリオ、最高っす！！！ (2020年4月4日 21時) (
レス) id: 0889d36c4a (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - 藍那さん» コメントありがとうございます！！風見さんですね！降谷さんがバレたら…出てくるかも…ですっ (2019年6月7日 23時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
藍那 - もっとかざみん(かざみしゃん)を出して上げてください！！ (2019年6月7日 21時) (レス) id: fa7f1f719a (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます！最早子守唄ですねwwwwww分かります！私も全部聞いたことありませんw多分聞けたとしても、脳が内容を理解するのを拒否しますね… (2019年3月2日 22時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - 初めまして！めちゃくちゃおもしろかったです！実は私も古谷徹さんの日本国憲法聴きながら寝てるんです笑笑あの方の声は落ち着くので最後まで聞けた試し無いですが笑 (2019年3月2日 22時) (レス) id: 82d03a44e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九実
| 作成日時：2019年2月19日 19時
