２０th 「お願いします。」 ページ21
「『いろいろ』はいろいろだよー」
・・・答えになってないだろ。
「・・・ちゃんと上には言ったんでしょうね？」
「大丈夫大丈夫！メッフィーちゃんにはちゃーんと言っておいたから！」
・・・メッフィー？
「あの水玉のことか？」
「水玉・・・あ、確かに！ま、とにかくその水玉ピンクのことよ。」
「事情はわかりました。だけど、住む場所なら他にもあるじゃないですか！」
「だって、女子寮は空き部屋無いらしいし。
さすがに男子寮に入るのはちょっといやだなって思うし、
旧女子寮は怖いでしょ？じゃあ、ここが一番いいじゃない！(水玉ピンクは選外です)」
「あー、なるほど！」
「兄さん、全然なるほどじゃないよ。
・・・だったら、せめて隣の部屋にしたらいいじゃないですか！
ここはほぼ貸切状態なんだし・・・」
すると神流さんは嫌そうに目を細めた。
「ひどいなぁ・・・そんな、女の子が一人だけなんて可愛そうだと思わないの？」
「なぁ雪男。いいじゃんかよ、人数は多い方が楽しいしよ！」
いやいや、そういう問題じゃないんだよ！
ていうかなんでそっち側にいってるの？！
「いや、だからその・・・・常識的に考えてこういうのは・・・」
「いいじゃなーい、修学旅行だと思えば。」
どれだけ長い修学旅行なんですか。
「なっ、いいだろ雪男！頼むよ一生のお願いだよ！！」
「お願いします！」
２人は手を合わせて僕を上目遣いに見た。
一体どこでこんな技を覚えてきたんだか・・・
「・・・あぁ、もう・・・・わかりましたよ！
好きにしてください。その代わり家事とかもちゃんとやってくださいね！」
「「おっしゃ―――！」」
２人は手を高く上げ、ハイタッチをした。
・・・ん？ちょっと待てよ・・・・今、神流さんは僕のベッドにいる。
まさか・・・
「か、神流さん。寝る場所は・・・」
「ここです。」
そう言って神流さんは座っている場所を指差した。
「ちょっと待ってください、それは・・・」
僕が言い終える前に、
「上司命令！いいでしょ？」
「僕は床で寝ろと・・・？」
「もう面倒くさいです。じゃ、寝るので後はよろしくお願いします。」
この野郎・・・どうしろっていうんだ・・・
これから僕、どうなるんだ？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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蘭曇(プロフ) - 初めまして！＾＾コレすっごいおもしろいです！２もがんばってください！ (2011年10月17日 18時) (
レス) id: 7167c094b7 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - Ｓさん←いいですよー♪じゃあタメ＆呼び捨てでお願いします（＞人＜） (2011年8月27日 9時) (レス) id: 01f2cbc9c2 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - 夜壱←了解！頑張ります♪（´▽｀）/ (2011年8月24日 20時) (レス) id: 01f2cbc9c2 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - 麻唯さん←ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2011年8月24日 20時) (レス) id: 01f2cbc9c2 (このIDを非表示/違反報告)
夜壱(プロフ) - ありがとう♪じゃあタメ＆呼び捨てで！小説ホントにおもしろいよ！！頑張ってね！ (2011年8月23日 17時) (レス) id: 95e065ba3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏樹 | 作成日時：2011年7月20日 22時
