特級術師は最狂のエゴイスト【ブルーロック】【呪術廻戦】

何人たりともね ページ43

「ちょっと3人共もう始めるけど
ここで見てるつもりか？」


準備を終え悠仁の元にいる硝子がこちらを見ながら声をかけた
その硝子の声に3人が硝子の方に目をやると
ゆっくりと死んだはずの悠仁が起き上がってきたのだ



『…っえ？…ええええぇ？！！！！』

「…ん？」

Aの声に驚いた硝子が悠仁の方を見ると

「うおっ…俺裸じゃん！」

さっきまで息してなかった人とは思えないくらい元気な様子

その姿見て笑いを堪えている五条と
驚きすぎて言葉が言葉になってない伊地知
Aにいたっては大号泣
硝子はちょっとざんねーんと声を漏らす


『ゆううぅじぃぃぃ！！！！』


と泣きながら悠仁に勢いよく抱きつこうとするが


「…ちょっ！タンマ！！A先生！！
おれ裸だから！！！待って！！！
てか何でここにいんの？！」


『そんなの関係ない！！』

「いや！！関係あるからね！A先生！？
…つかこの人誰？」


Aに戸惑いながらも硝子を見て頭に？を浮かべる悠仁



「悠仁」

「…五条先生！」

「おかえり」
「おっす…ただいま！！！」

そのまま2人はハイタッチをした


『いや本当によかったよ悠仁…
もうすぐで上の連中の息の根を止めるとこだった…』


「A先生怖っ？！」





───…



Aと五条、硝子の3人で部屋を出て
教員室に向かう


「報告修正しないとね」

「…いや硝子そのままでいい
また狙われる前に悠仁に最低限の力を付ける時間が欲しい
悪いが記録上悠仁は死んだままにしといてくれ」


『え、それじゃあ悠仁のことガッツリ匿う感じ？』

「いや、交流会には復学させる」

『…なるほどね
若人から青春を取り上げるなんて許される事じゃない…ってか』


「そうそう何人たりともね」


五条が見つめるグラウンドの先には乙骨を抜いた2年と恵と野薔薇が体術訓練をしていた───

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