特級術師は最狂のエゴイスト【ブルーロック】【呪術廻戦】

レッドカード ページ32

──スコア4─4 ──


『(覚醒した誠士郎と世一…残り5分か
ここからはそれを先に自分のモノにした方が勝つ…)』



チームVボールからのスタート



「バカ眼鏡！お前は俺が止める！！」


「残念だな赤髪お嬢…
こっちには今覚醒ホヤホヤの天才がいる！！！」


そのまま斬鉄はパスを出す
そのパスを受け取った凪にいち早く追い付いたのは潔だった



「俺もここだと思ってたぜ凪
今フィールドで俺たちの弱点はここだよな…！」

「よく逢うね」



だが今の凪には潔でも止めることができず
そのまま凪がシュートの体勢をとり

誰もが凪がシュートを決めてしまうと思ったその時



ｶﾞﾝｯ!!!!!



『誠士郎！！！！』



【チームZファウル！
悪質な反則行為による得点機会の阻止とみなし
久遠渉 レッドカード！！退場！！】



久遠がいきなり凪にタックルをし
地面へと倒れた



「久遠…お前…？！」

「これでまだ戦えるだろお前ら…」



「おい！！ふざけんなてめぇ！！！」

『…斬鉄！！玲王のこと止めて！！！
誠士郎！！大丈夫？！！』


このまま乱闘にでもなれば青い監獄の意味が無くなると斬鉄に玲王を託し
あまりにも勢いよく凪が倒れた為
Aも慌てた様子で駆け寄る



「玲王 A俺へーき…」



「てめぇらどーゆー作戦だ…？」

「知るかよこっちが聞きたいくらいだ」


國神の言葉が退場していく久遠の背中に吐かれた



──残り3分──



「凪ケガはないか？」
「うん大丈夫」

「あと3分か」


「ぜってぇ潰す」



そしてチームVのフリーキックが開始された



玲王がゴールに撃ったボールを伊右衛門が弾いたと同時に斬鉄がこぼれ球を拾いシュートをしようとしたが今度は雷市のディフェンスにより弾かれた



だがその弾かれたボールは凪の元へいったのだ

「あと1点…」

「と…止めろぉぉお！！！」


伊右衛門 雷市 イガグリと3人で壁を作るが
凪はそれを臨機応変に対応しそのままシュートを撃ち
もう少しでゴールが決まるという所で

「まだだ」

ｶﾞﾝｯ!!!
我牙丸のファインプレーにより免れた





「凌いだ…？」


『久遠くん ケガ大丈夫？』


「…Aさん 俺の事なんてほっておいて下さい」


『そういう訳にもいかないよ』


あなたも大切な選手の1人なんだから と
少し微笑むA


『この試合一緒にちゃんと最後まで見届けよう？』

大切なモノ→←サッカーて面白いんだね

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