特級術師は最狂のエゴイスト【ブルーロック】【呪術廻戦】

サッカーて面白いんだね ページ31

──────…


チームV vs チームZの試合の後半戦もいよいよ終盤

スコアは3─3



『あのチームVに対してここまで喰らいつくなんて…』



もしかしてチームZ勝つんじゃ…と考えていると



試合に参加していない久遠がチームVに対して
本気を出せバカ！！！と罵倒していた





「うるせぇゴミが……」


本気で試合をしているのにも関わらず
3─3と同点になって焦っていたのは玲王だ


今まで無敗だった凪と玲王
それがこの試合で…ましてやチームZに負けるなんて玲王にとってありえない



「(…っ俺と凪が負けるのか……？)」




その時 今まで見た事がない玲王の焦燥を見て動き出した人が1人……




「玲王…俺に渡せ！！！」


『…誠士郎…？！』



今まで玲王の指示でしか動かなかった凪が
自ら動き出したのだ



「玲王 俺やってみる」



その一言と共にチームZのゴール前に走り出していき
斬鉄とのパス連携でそのままゴールを決めた




『…やればできんじゃん天才』



玲王サッカーて面白いんだねと言う
覚醒した凪をAは少し嬉しそうに見つめていた



「…凪あと1点だ…
あと1点あれば俺たちは勝てる」



そうこれで4─3とVチームがリードした




『…でも覚醒し始めてるのは誠士郎だけじゃない』


Aが見つめるその先…
そこには何かを考えている潔の姿があった



『その目についてそろそろわかってくるはずだよ世一』



そしてチームZのボールから再スタート





──潔side──



俺たちはもう攻めることしか道は残ってない…！
今俺に何ができる…何をすればいい…！！！



そのままボールは千切に渡り
シュート撃つがキーパーの手が微かに触れ外れた

「だぁぁあ！！外れた！！！」



いや、まだだこの位置からなら我牙丸がいる！


「…いった！！！」


ｶﾞﾝｯ と玲王がゴール前でボールを弾く

「…てめぇ…！！！」
「これでも決まんねぇのかよ！！」



───いや このエリアは

國神のテリトリーだ！！！



「攻め潰すぜ…！！！」


その言葉と共にシュートを決め4─4の同点となった



…マジかよ…俺の思った通りに…！
……え？なんで予感通りになった……？！



『目覚めたみたいだね その目 に』



さぁこれからが本番だ───

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