特級術師は最狂のエゴイスト【ブルーロック】【呪術廻戦】

ターコイズブルー ページ27

──カウンセリングルーム──



『…あ、ジャージの上着忘れてきた』




今日のやるべき仕事を全て終え
そろそろ寝ようかと思ったけど上着がないことに気づいた
どこに忘れてきたんだろ



『…とりあえず今日行った場所もう1回行くしかないか…』




時間かかるけどそうするしかないなぁと呟きながら
部屋から出ようとドアを開けた瞬間 前に人がいてぶつかった





『ったぁ…え、凛ちゃん？』




「っ…悪い …これ 忘れてったろ」



そのまま目の前に出されたのはAが忘れていたジャージ




『これ…！今から探しに行こうとしてたの』


凛ちゃんありがとうねと微笑む




「…Aさん もうちゃん付けやめろ」



ガキ扱いすんじゃねぇと不貞腐れる



『えぇじゃあ凛こそAさん呼びやめてよー
さん付けってなんかよそよそしいじゃん』



昔はAちゃんって呼んでたくせにとニヤニヤする



「うるせぇ」


少し照れた様子の凛



『そういえば凛のチームは１次セレクション突破だね』



おめでとうと凛の頭を撫でれば
だからガキ扱いすんじゃねぇと言ってくる凛



兄弟揃って同じ事言うんだなと思ったけど
口には出さないでおこうと心の中でとどめたA




『…ねぇ凛…冴となんかあった？』




喧嘩でもしてるの…？と心配そうに凛を見上げる





「…別に 俺がサッカーでアイツに勝てば解決するだけの不自由で良好な関係だ」




『…思ってた以上だったわ』



凛の表情から見ると
こればかりは私はあまり口出しできないなと感じた




『それより凛 最近オーバーワークだよ』



「だからここに来たんだ」



Aのジャージはついでだと言いながら凛1人くらいなら余裕で寝転べるソファーにうつ伏せになる




『…マッサージしろと？』




「あたりまえだ」




『あーあ、昔の可愛い凛ちゃんはどこにいったのかなー』



「うるせぇ」



なんて言いながら凛の緊張してる筋肉を少しづつほぐしていった





『…って ここで寝ないでよ凛』





マッサージが終わった後 叩き起したらすごく睨まれたAだった…

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