GOT7? ...I GOT7!

長い一日 ページ21

そんな

漫才みたいな遣り取りのおかげで

かなり緊張が解れた。

僕を笑わせてくれる皆には、いつも感謝だ。

そうこうしてると

弟達のヘアメイクが終わった。







BB「ねぇ、ヌナどう?」





YJ「僕、格好良くなりました?」

　

　
YG「少しは... 大人っぽく見えますか?」




Jr.「僕の髪は... 気のせいですよ?」




そう言って、僕の前に並んだ弟達。




「ベムベムは、やっぱり何しても可愛いね。」




「ヨンジェは...うん。

　素材の良さを生かしてていいんじゃない?」




「ユギョムは... マンネには見えない。

　凄く大人っぽくなった!」




「ジニョンは...うん。顔が...綺麗だからね。」





僕に出来る、精一杯のフォロー。

ヌナってたまにいたずらするよね。








メイクが終わり、用意された衣装に着替える。

僕は一応、別室で。

着替え終わって皆のいる控え室に戻ると...







JB「...ヤバい。凄い...良い。」




YJ「本当にヌナ?! ただのイケメンじゃないの?」




YG「...ヨンジェヒョンより、マジで格好良い。」




JK「Aマジで...イケメンだな笑」




Jr.「...綺麗です、ヌナ。」




BB「ヌナ、超格好良い!!」




MK「...っ。」





僕を見たメンバーの反応は様々。

数人おかしいのがいる。

でも、まぁ格好良いならいいか。









いよいよ撮影が始まる。

初めてのスタジオ、緊張が高まる。

でも挨拶だけは、キチンとしとかないと。

さぁ、初めてのMV撮影が始まる。







Girls Girls Girls they love me...







歌詞のストーリーをダンスで表現していく。

こんなにモテモテで、どうしようって。

僕の身体は、どうしてこうなのって。

腰を遣ったセクシーなダンスと

手で顔を包む可愛らしいダンスの対比が、面白い。

セクシーなだけでも、可愛いだけでも終わらない

僕達だけの魅力。

見せつける為に腰を振って、可愛くもなる。









結局、撮影は日が変わるまで続いた。

凄く疲れたけど

僕達に関わる全てのスタッフの皆さんに

感謝の言葉しか出ない。

明日は、朝からロケで残りの撮影。

あまり眠る時間もないけど

ようやく長かった一日が終わった。









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