5 ページ11
O side
『ガチャッ...』
雅「はい到〜着＾＾」
翔「すげぇ！もう布団敷いてあんじゃんっ！」
ニ「あっ、食事もありますよ＾＾」
相葉ちゃんの背中に乗せてもらって辿り着いたのは、局にある一番広い楽屋。
そこにはすでに5人分の布団が横並びで敷いてあったり、奥の方には水や軽食がいくつも机に並べられてたから、こんな時間にこんなおいらの為に色々してくれたことがなんだか急に申し訳なくなって
「っく、ひっく...ふぇっ...」
潤「リーダー？どした？」
雅「どしたの？泣いてるの？」
ニ「どっか痛い？」
翔「やっぱ一回医務室行く？」ってみんなに心配されちゃうくらい涙が止まらなくなったんだ。
でもそんなおいらの気持ちを楽にしてくれたのは
雅「一旦ここ降ろすよ？よっこいしょ...」と優しく布団に降ろしてくれた相葉ちゃん。
色んな人に気を遣わせてしまった罪悪感で合わせる顔がなくて下を向いてたら
雅「大ちゃん、大丈夫だよ。みんな大ちゃんの事これからもず〜っと大好きだからね＾＾」っていつもみたいに明るく声を掛けてくれて、その優しさと温かさはおいらの壊れそうな心にスッと入ってきたんだ。
それからみんなは
翔「薬飲まなきゃいけないから、なんか食べれる？」
潤「ゼリーならいけそう？」
ニ「眠たくなったら、いつでも寝ていいからね＾＾」
雅「電気は朝まで消さないからね＾＾」って片時も離れることなくずっと傍にいてくれて、その雰囲気に安心して気付けば寝てしまっていたおいら。
次の日、目を覚ますと布団の周りには笑顔の4人が居て
翔・雅・ニ・潤「おはよう＾＾」と当たり前のように揃った声に、おいらは胸いっぱいの幸せを感じていた。
END
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みのり | 作成日時：2022年8月18日 15時
