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午後の時間まであと30分ほどある。そろそろお昼を食べて午後に備えようかと思ったところで今度は思わぬ訪問者。


バンっと大きな音を立ててドアが開けられた。
ドアを開けたのはジミン。おいおい、ホソクさんを見習え。


後ろからはユンギさんが続く。


JM「大丈夫なの?倒れたって聞いたんだけど。」


最初の勢いこそすごかったものの私のケロリとした様子をみてだんだん語気が弱まっていく。


『うん、大丈夫。なんか心配かけたみたいでごめん…ケホッ』


JM「はぁ…。大丈夫ならいいけど。お昼にAを探してたらユンギ先生がいきなり倒れて今は休んでるって言うから。」


おい、ミンユンギ。お前が戦犯かよ。そちらに目線を向けるとゆるりとそらされた。ジミンからも見つめられて降参と言ったように肩をすくめた。


YG「悪かったよ。でも続き言う前にもう走ってたじゃんお前。」


JM「ユンギ先生が焦らせるような言い方するからですよ。」


ぷんぷんという擬音がつきそうな可愛こぶった怒り方をするジミン。これはジミンでなければ許されない。女の私よりも可愛いのが彼の特徴だ。


JM「でも本当に大丈夫なの?まだ顔色良くないし咳してるみたいだけど。」


『んーケホッコホッ熱ないしホソクさんからお許しもらったから午後も普通に出る予定だよ。』


えーと不満そうな顔をするジミンにまた面倒なことになったと悟る。どうしてジミンにバラしたんだとユンギさんを睨むとまた肩をすくめられた。


『ただの貧血だし平気だって。全然平気。』


ジミンの前では咳を我慢するべきだったか。
食い下がるジミンを適当にあしらって私はお弁当を食べ始める。


JM「ねぇ、聞いてんの?」


お、卵焼きはかなり上手くできた。ちょうどよく甘くて美味しい。ユンギさんもお昼にするようでカップラーメンにお湯を注いでいる。


『うんうん。聞いてるよ。』


あまり物の煮物も味が染みている。
やっぱり寝坊に備えて前日に用意しといたの正解だったな。


JM「…はぁぁぁ。」


すると諦めたようにため息をついたジミン。


『大丈夫だって!無理そうだったら休むし…コホッ』


あ、我慢していた咳が漏れてしまう。ちらっとジミンを見ると目が合った。


JM「…咳止めなくていいよ。苦しくなるでしょ。」


バレていたらしい。
さすがジミンには全く敵わない。


『ん、ありがとう。…ケホッコホッ』


JM「無理しないでね。」


いつも心配してくれるジミンに申し訳程度の笑顔を返した。

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蒼色(プロフ) - Mahoriさん» 結局作りましたー笑ありがとうございます! (11月21日 4時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
Mahori(プロフ) - 蒼色さん» まさか続きが作られているとは…!今から飛んで読みに行きます😉 (11月16日 20時) (レス) id: 242b4e213d (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - にゃんさん» 初めてのコメント、ありがとうございます。そういっていただけると嬉しいです。続き出しました☺️ (11月15日 13時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - せいなさん» 嬉しいコメントありがとうございます!続き出しました! (11月15日 13時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - 志帆さん» 続き出しました! (11月15日 13時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼色 | 作成日時:2023年9月24日 18時

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