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JM「…あ、着いたね。乗り換えしなきゃね。A、立てる？」
ジミンが貸してくれた手につかまり立たせてもらう。そのまま肩を支えてもらいながら何とか満員電車を脱した。
あとはもう安心だ。看護学校までの道のりはそんなに遠くない。
乗り換えの改札を通り過ぎようとしたところで…青髪で松葉杖をかかえたテヒョン君がキョロキョロと周りを見回しているのを見つけた。
まずい、これは多分、もしかしなくても私を探している。
わざわざ待っていてくれてすごくありがたいけど、今は全然会いたくない。ジミンが君に怒っているよ。
TH「…あ、いた。」
その高い背を活かしてあっという間に見つかってしまった。
TH「ごめん、俺、電車の中で見失っちゃって…。その後も女の子が離してくれなくて。」
申し訳なさそうに言うテヒョン君。ナンパか。そりゃあそうだろう、こんだけ顔が良ければナンパの一つや二つ全然あるさ。
『あぁ、うん。全然いいよ、大丈夫。』
私は本当に、本当に全然いいんだ。でも。ナンパと聞いた今隣からのドス黒いオーラはどんどん濃くなっている。
JM「おい、大丈夫じゃなかっただろ。お前は女と遊んでた？何だよそれ。最初から誰かいたらAはあんな目に合わなかったのに。」
すごい目つきでテヒョン君を睨むジミン。そこでテヒョン君は初めてジミンの存在に気付いたようだった。
JM「だいたい、松葉杖なしじゃこいつが歩けないのわかってるだろ。なのにどうして先に電車を降りてきた？中で探せよ。俺がいなかったらどうするつもりだったんだよ。」
…まあ、松葉杖なしじゃ私も歩けないけど、あの人混みの中人を探し回るのもかなり無理がある。
TH「…それは悪かった。でも、あの人混みじゃしょうがないだろ。俺だって好きで離れたわけじゃないし。」
テヒョン君の主張はもっともだ。でも、私に過保護なジミンはそんなことは耳に入ってこない。
JM「そんなの問題じゃないだろ。俺は怪我人を1人で置いていくのがあり得ないって言ってる。」
TH「…だから俺が悪かったって、ごめんって謝った。これ以上俺に何をしろって言うの？大体ジミナには関係ないだろ。」
そう言われるとジミンがキレて思いっきり、壁を叩く。
JM「関係なくないだろ。Aは俺の友達なんだから。」
TH「…そう。だからって言って謝罪以上に俺に何を求めるの？今回は友達を随分大事にしてるみたいだけど。」
テヒョン君の目は驚くほど冷たかった。
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蒼色(プロフ) - ななさん» ななさん、こんにちは。そうなんです笑。ちょうど半日ぐらい違って皆さんが読みやすい夜に投稿ができないことも申し訳ないです💦続編でも是非よろしくお願いします！ (8月26日 0時) (
レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - カナダにいらっしゃったんですね…‼︎なんとなく時差はあるのかなと感じていました笑。続編もお供させてください！笑笑笑 (8月25日 23時) (レス) @page50 id: 3dac742d50 (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - asさん» asさん、こんにちは。そんな日課の一部にしてくださるなんて嬉しすぎて感激です。続き今アップしました。このお話を読んでくださりありがとうございました。 (8月25日 23時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
as(プロフ) - 前作からお話読ませていただいてます！最近は朝起きてからと夜寝る前にこのお話読むのが日課でした…。続編を今か今かと待ちわびてます (8月25日 21時) (レス) id: ca05a930ec (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - ゆかさん» ゆかさん、こんにちは。そんなこと言っていただけるなんて嬉しいです。続編も是非是非よろしくお願いします！ (8月25日 21時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼色 | 作成日時：2023年8月17日 0時
