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翌朝、オールによって重く鈍く痛む頭を無理やり起こして、学校へ向かう。
ちなみに前の家と今の家の真ん中の位置に学校があるようで、乗り換えはしなければいけないものの、一時間弱で学校までつくことができる。
さすが高級住宅地なのかたまたまなのかは知らないが、やたら入り組んでいる割にはすぐに駅は見つかった。
ただちょっとした問題は乗り換え前の電車がすごく混んでいること。満員電車だ。20分ほど人に揉まれ、ようやく乗り換えをし、学校までの道のりを歩く頃にはもうヘトヘトだった。
黒スキニーにシャツワンピといういたってシンプルな格好をしているのに気分的には重い鎧をつけながら投稿しているみたいだった。
そもそもうちの学校は服装自由という規定なはずなのに、暗黙のルール、看護学生らしい服装、派手すぎないみたいなのがあって結局私の服は黒と白ばっかりだ。
まあそんな暗黙のルールなんて知らない？という風に自由にやるジミンみたいなのもいる。
それが許されるのはあの顔の良さと成績があってこそだろうが。
学校に着くとまっすぐ自分の席へ向かい、一旦突っ伏す。
JM「おはよー、A、結局レポート終わったの？」
上からジミンの声が降ってきたが、私が結局レポートを徹夜でやってきて、こうなっているということも分かった上で意地悪で聞いているということがわかっているので無視する。
するとガサゴソと音が聞こえてくる。多分、勝手に私のレポートをバッグから取り出しているのだろう。
JM「えっ……？」
急に頭上のジミンが固まった。
『何？』
JM「認知症患者さんに対する各セラピー効果の比較…？こんなの祝日一日だけでやる量じゃないでしょ。普通に考えて。今回は、次の実習に向けての自分の課題なはずだけど…。」
え…
『……まじでジミン許せない。』
JM「なんで俺？」
ジミン、ど正論だけど私はもう泣きたいよ本当に。
JM「てかこの量10時からやったって…根性すごいね。寝てないでしょ？…まあ最後の方は何言いたいのか全くわからないけど。」
『もう無理…泣きたい。』
ようやく顔を上げてジミンを見る。
JM「うわ、顔色悪。大丈夫そ？』
『大丈夫じゃない…。でもとりあえずアルパカに謝りいかないと…。』
不幸なことに一限がアルパカの授業だ。
アルパカを探しに長い廊下を歩くと後ろからジミンがついてきてくれた。
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蒼色(プロフ) - ななさん» ななさん、こんにちは。そうなんです笑。ちょうど半日ぐらい違って皆さんが読みやすい夜に投稿ができないことも申し訳ないです💦続編でも是非よろしくお願いします！ (8月26日 0時) (
レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - カナダにいらっしゃったんですね…‼︎なんとなく時差はあるのかなと感じていました笑。続編もお供させてください！笑笑笑 (8月25日 23時) (レス) @page50 id: 3dac742d50 (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - asさん» asさん、こんにちは。そんな日課の一部にしてくださるなんて嬉しすぎて感激です。続き今アップしました。このお話を読んでくださりありがとうございました。 (8月25日 23時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
as(プロフ) - 前作からお話読ませていただいてます！最近は朝起きてからと夜寝る前にこのお話読むのが日課でした…。続編を今か今かと待ちわびてます (8月25日 21時) (レス) id: ca05a930ec (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - ゆかさん» ゆかさん、こんにちは。そんなこと言っていただけるなんて嬉しいです。続編も是非是非よろしくお願いします！ (8月25日 21時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼色 | 作成日時：2023年8月17日 0時
